2016年9月1日木曜日

「ダッシュ」

陸上競技では、腕を振るピッチが上がらないと足が着いていかない。
膝も上がらない。
水泳競技では、バタ足のピッチが上がらないと腕のピッチが上がらない。

ダッシュで走るときのピッチが上がると、パンチも蹴りも素早く出るようになる。
とMコーチから言われ、急坂の多い目黒でダッシュトレーニングに励んでいた時期がある。

そのことをちょっと思い出して、ダッシュトレーニングを始めた。
場所は、小川直也選手が弟子たちといつも坂道ダッシュをやっている、近所の階段ではないスロープの歩道橋。

結構長くて、70mほどある。
そこをノンストップでダッシュする。

最初ゲロ吐きそうになったが、次第に慣れてきた。
全力で5回やっているが、効果絶大。
身体が芯から蘇るような感じ。

帰ってくると、腹筋、背筋、肩、腕がパンパンだ。
足は大腿筋が張っているが、ふくらはぎは平気。
ふくらはぎが張るというのは、スプリントでは足の使い方が良くない証拠。

写真のようなアームバランスの安定度が明らかに違ってきた。
トレーニングは、様々なアプローチがある。
やっている人の競技歴やトレーニング歴も様々で一概に言えないが、
ピッチを上げるスピードトレーニングは、
筋力と運動能力に効果的だと明らかに分かった最近のトレーニングでした。


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