私は時々、知り合いのヨーガ教室に出かけることがありますが、基本的に一人で、主に海岸でヨーガをやっているので、自分のアーサナが正しい姿勢を保っているのかよくわかりません。
ヨーガはアーサナを完成形に近づけようとするだけでも効果はありますが、やはり、完成形はジオメトリックな美しさがあります。
故アイアンガー氏は、その辺は相当厳しかったようです。
で、私は時々カメラチェックをしています。
これは自宅で自動撮影で撮ったものですが、身体が右に傾いています。
意識の上ではまっすぐなんですが。
これはおそらく右と左の腕の筋力の違いが出ていると思います。
私の腕は左右で相当大きさと筋力が違います。
これは結構危険で、アームバランスが基本のアシュタンガ・ヨーガでは、ケガにつながります。
それで、弱い左手を筋トレして、なんとかイーブンにしています。
特に怖いのは左右の手首の強さが違うと、弱い方の手首により大きな力が加わり、傷めたりすることです。これだけは避けたいと思っています。
アイアンガー氏がYoububeのインタビューで語っていましたが、
身体のコアは、実は、身体のセンターにあるのではなく、
側筋にしたがって左右平行に2本あります。
ですから、逆転系は左右のコアで支えるという意識の元に行うと意外と自然にできます。
コアがセンターに一本しかないという意識だと不安定になります。
これはスポーツや武道では2軸理論と言いますが、アイアンガー氏はこの理論に、随分前に気がついていらっしゃった。
凄いと思います。