最近、ニューヨークに研修に行ってきたピラティスの先生から直接聞いた話しによると、
陰ヨガ愛好者の増加が凄いそうです。
それも一時的ではなく、しっかりと根を張ったものであると印象を受けたそうです。
私もなんちゃって陰ヨガ、每日やっていますが、
すごく、効果があるだけでなく、ポーズ中に瞑想したりして、新しい発見があります。
これは新しい流れかな?と感じています。
先日、アシュタンガヨガの世界的に人気がある指導員、ラルーガ・グレイザーさんが、Instagramで、同じアシュタンガヨガの有力者から公然と批判を受けて、ショックを受け、反論していることを書きましたが、
今度は、先日、彼女と人気を二分するキノ・マクレガーさんが、アシュタンガヨガビジネスのことで、やはり批判を受けて、ショックを受けて寝込みそうになったとInstagramで告白していました。
私は、お二人をフォローしているので、Instagramを開くと記事が飛び込んできます。
コメントも結構あったので、さっと眼を通したのですが、結局、こういうことは、両方の言い分(言った方と言われた方)を聞かないと分からないというのが正直な感想です。
結局、彼女たちが、なぜ、こういう本来プライベートにしておくべきことを一般公開したのかというと、やはり、同業者や全世界の生徒たちに賛同して欲しかったのでは?と思っています。
彼女たちは、世界中で指導しています。
やはり、そこには、ビジネスが絡み、勢力争いがないとは言い切れないと思います。
アシュタンガヨガは世界的にビッグビジネスです。
しかし、これだけヨガが認知されて、いろんな団体や才能が参入してくると、
なかなか大変なのでは?と思います。
前述の陰ヨガの人気は、アシュタンガヨガやパワーヨガがもてはやされる風潮への反動だという説もあります。
最近、Instagramを見ていると、特に、ロシアの元バレリーナ、新体操選手や、元シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマーたちが、ヨガに参入してきているのに気が付きます。
彼女らは、もともと、トレーニングの一環としてヨガを取り入れていますし、身体能力はヨガの先生の比ではありません。
彼女たちもRYTの資格を取って、ヨガ教室を開き始めています。
特にハードなヨガを目指す若い人たちは、そちらに流れているのでは?と思います。
実際、Instagramで見る限り、結構な人気です。
身体の仕組みや動きを知っているということにおいては、彼女たちの方が上です。
それに、幼少期から過酷な練習に耐えているので、メンタルも強い。
ですから、アシュタンガヨガの先生たちも、ヨガの精神性を表に出して、「体操とは違う」と苦しい言い訳をしている方もちらほら。
あらゆる分野でアメリカとヨーロッパは、ほぼ同一のビジネス圏です。
アメリカで人気が出ると、ヨーロッパでも人気が出て市場が開拓できる。
私は、しばらく北米とヨーロッパで仕事していたので、その仕組がよくわかっていますし、ヨガも例外ではないと思っています。
ヨガというビッグビジネスを巡って、過当な競争が始まっているような気がします。
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