2016年9月26日月曜日

「ゲイのヨガティーチャー」



ヨガティーチャー、ロッキー・ヘロンさんが主催する yogawithrocky。
彼が私のページをフォローしてくれたので、
私も彼をフォローすることにしました。

写真のポーズをしている男性がロッキーさん。
いろんな場所で、デモのポーズをしています。

彼はゲイです。

私が以前ニューヨークで仕事をしていたとき、
大体、いつも、仕事関連のスタッフは、私を除いて、ゲイかレズでした。
それほど、アメリカのクリエイティブ関係はゲイ、レズの割合が多いです。

私は、ヨガにも、ゲイの先生が増えるのではないのかと以前から感じていましたが、
最近増えてきました。良いことだと思っています。

ゲイは、ストレートの男性にない感性と女性にもない優しさを備えています。
ですから、彼らと仕事をしたりすると、とても学ぶことが多かったと記憶しています。

ヨガでは、男性のティーチャーが女性をアシスト、アジャスト、することがあります。
そういう時は、ゲイのティーチャーは、どんな女性からも抵抗なく受け入れられると思います。女性は本能的に、ゲイを男性だとは、感じないのです。
これは動物的な本能で、とても不思議です。

そして、ゲイの男性は、感性が鋭く、美意識が高く、芸術を愛する人も多く、
会話をしていても飽きることがありません。そして、大体、皆明るい。
エンターテナーなんですね。

ですから、ロッキーさんの写真、いつも幸せ感、満載。
ヨガ教室に行って、汗かいて、笑って、幸せな気持ちで終わる。
これに尽きると思います。

ロッキーさんも人気ヨガティーチャーの例外ではなく、
ポートランド、ハリウッドなどのアメリカ西海岸だけでなく、
東南アジアでも大盛況の人気者。
ヨガ雑誌でリトリートの告知をして、あちこち駆け巡っています。

ヨガ教室はその流派、種類、より、個々の「先生」の教える能力とキャラで人気不人気が決まると思います。
私も、流派より、いつも先生のキャパとキャラを見ています。

最近、あるインドの有名なヨガの指導者が、アメリカの現状を見て、
「にわか即席のグルが登場している」と、暗に自分の流派が正統であるという感じの、残念なコメントを残しています。
確かに、残念なグルも多いですが、ロッキーさんのように、素晴らしいグルも多い。

それにその指導者の流派も歴史はたかだか数十年。

もともと、インドの歴史を見ても、玉石混交、魑魅魍魎というのがヨガの世界の面白さ。
その先生の数だけ、ヨガがある。
大きな流派として統制がとれている。という方が不自然だと思います。

ヨガには、正統も異端もないと思っています。

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