2016年9月5日月曜日

「300kgを担ぎ上げる女性」


上の写真はアメリカのポールダンサーの練習風景ですが、
片手プランシェでバランスをとっています。
バランス感覚も凄いですが、相当な筋力だと思います。

欧米の女性は、平均で、日本人男性とほぼ同じ筋力、体力があると言われていますが、
広大なスポーツジムに恵まれた環境で、トレーニング人口の総数が日本とは比較にならないほど多いので、これだけ身体能力がある女性を、Instagramではよく見かけます。

ヨガやっていても思うのですが、特に日本人女性の身体能力がかなり落ちているように感じています。男性もそうですが、アスリートやトレーニングやっている人たちとの差が激しい。一般の人の筋力が驚くほど衰えてきている感じがします。

下は、数十年前の東北の農婦ですが、米俵を5俵かついでいます。
一俵、約60kgですから、合計で300kg。
ジムに連れて来てデッドリフトやらせたら、あり得ない重量を上げると思います。

米俵2俵程度担ぐ農家や行商の女性は、自分が子どものころには普通にいました。
これは、力任せでは上がらないです。
大事なのは、身体の使い方。身体の使い方でおばあさんでも担ぐ人がいました。

やはり、日常的に身体を使うことがなくなったので、体力、筋力がなくなってきたのだと思います。そして、それを上げるだけの身体の使い方。
世の中が便利になりすぎたからでしょうか。

身体が強い、筋力があることは基本で、生きていく上で必要です。
海外で生活していて、そう感じました。
とくに、元々肉食系の欧米人は本能的にそれを知っていて、日本とは比較にならないトレーニング人口です。

世の中が便利になって身体を使うことが少なくなった現代は、
その分、余計にジムやアウトドアで身体を鍛えることが必要だと思っています。



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