2016年9月13日火曜日

「軸足」

体操、新体操やバレエの世界ではスタンディング・スプリッツ、
ヨガの世界ではウールドワ・プラサリータ・エーカパーダーサナ(サンスクリット語)と呼ばれるポーズです。
欧米ではヨガの世界でもスタンディング・スプリッツと呼んでいます。

スプリッツは開脚です。

グーグル検索で多くの画像を見てみましたが、このポーズ、立位で開脚をする。
という基本以外、手の位置や、頭の位置に決まりはないようです。

軸足の話になりますが、私は、このポーズのように、軸足として左足を使う方が自然です。
大体右利きの場合は左足を軸足として使う方が安定するように感じます。
サッカーでも、右利きの場合は、軸足は左で蹴る足は右の方が楽で得意、
というプレーヤーがほとんどだと思います。

中には、どちらの軸足でも自由に使い分けられる選手がいますが、
そういう選手は優秀な選手が多いです。

ちょっと誤解があるかもしれませんが、
私は、軸足が決まっているということは、身体や感覚のバランスに、偏りがある。
という事だと理解しています。

ヨガのポーズもそうで、まだまだ修行が足りない私は、このポーズの場合、右足を軸足にすると、不自然に感じます。
どちらの足を軸足にしても、開脚の状態は同じで、ほぼ同じバランスをとれますが、とにかく違和感があります。

ですから、ヨガでも、左右別方向、右足左足を使い分けるアーサナは、苦手な方向を重点的にやるようにしています。
同じようにスムーズになっても、やはり、違和感が感じるメンタルブロックのようなものが残ります。

しかし、

長く、両方で練習をしていると、このメンタルブロックのようなものも無くなるように感じています。
そうすると、特に、微妙なバランスが必要なアームバランス系アーサナ等では、安定度が増してくると思います。

練習を始めるときに、思わず、得意な方向から始める自分がいて、いつも思い直して、
逆方向、軸足ではない足から始めています。


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