ヨガをやっていくのに、ウェイトトレーニングや腕立て伏せなどの
ヨガとは別に行う筋トレは必要ではないと思います。
負荷の大きいアシュタンガヨガでも、そうだと思います。
私は、全く筋トレはやっていないのか?
と言われるとそうではなく、
アームバランス系の練習を、普段の基本的なアーサナとは別にやっているので、
それが筋トレの役目を果たしていると思います。
しかし、ポーズ自体が筋トレになっているということですから、ここで言うところの、別に行う「筋トレ」とは違います。
しばらく、プッシュアップバーを利用して、
片手腕立て伏せとかハードな筋トレをしていましたが、
やはり、ヨガやアームバランスで使う筋肉とは、微妙に使う部位や使い方が違います。
あまり効果がないようなので、止めてしまいました。
それで、例えばチャトランガを練習する時に、
長時間姿勢をキープするとか、身体をあと少し深く下げてみる。
そういった工夫でヨガに必要な筋力は付いていくと考えています。
このマユーラーサナのバリエーションのようなポーズは、ベントアームプランシェというサーカスアートの基本練習みたいなポーズですが、
普通、両肘か片肘を支点に、その上に身体を乗せます。
マユーラーサナも両肘をくっつけて、その上に身体を乗せます。
しかし、支点なしで、腰幅より腕幅を広くして、肘の上に身体を乗せずに
上腕三頭筋と腹筋を主に動員して、腕立て伏せのように身体を持ち上げると、
相当な筋トレになります。
これは極端な例ですが、基本的、入門的なアーサナにも
ちょっとした工夫で筋トレになるものは、結構あると思います。
アーサナは完成形に近い形で行うべきだと思いますが、
練習過程においては、いろんなバリエーションや、工夫があってもよいと考えています。
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