2016年2月29日月曜日

ムエタイトレーニング

「キャリステニクスのタイプ」
キャリステニクス(自重トレーニング)は日本ではカリステニックスと発音されますが、
欧米ではキャリステニクスと発音しています。
通常、ストリートの公園でのバートレーニングが一般的ですが、海岸や山岳地帯で逆立ちやアクロバット的な事をやって鍛えている人も多いです。サーフボードの上で逆立ちするのも、その範疇に入るようです。
自分は、カラテとタイ式ボクシングを10年ほどやって選手生活経験もあるので、今でも時々海岸でコンビネーションをやっています。
これが、結構、筋肉の刺激になって、身体の動きも良くなりますし、バランス感覚をキープするのに役立っています。
写真は、ムエタイのストッピングの練習。
ムエタイの前蹴りは多様で、間合いに入ってくる相手をストップさせる蹴りがあります。これは下から出すのではなく高い膝蹴りの位置から蹴りおろします。
そろそろ暖かくなってきたので、
これで汗かいてシャワー、
そしてビールがたまらん季節になります。


2016年2月28日日曜日

「ウェイトリフターの食事」



Instagramでアメリカのいろんなウェイトリフターの食事の様子を目にすることができますが、肉を食べる人は、大体ホワイトミート(鶏肉)が多い模様。

ビーフはほとんど見かけません。

ポークは全く人気なし。

鶏肉はやはり、アミノ酸の多い胸肉が人気です。

写真はInstagramフレンドのパンターノさん。ウェイトリフターですが、
彼も、鳥の胸肉。

鳥の胸肉は味気ないので、彼はベーコンシーズニングソルトをかけて食べているようです。これが結構いけると彼は言っています。

あと、人気があるのが、湯引きしてチキンサラダにしたもの。

ヴィーガン(ベジタリアン)のウェイトリフターは、ソイプロテインを上手く組み合わせているようです。

皆、いろいろと工夫しているようで、見ているだけで楽しい食事です。


2016年2月26日金曜日

エーカパーダバカーサナ Eka Pada Bakasana

このポーズは、筋トレと言うよりは、修行に近いポーズです。
バランスと集中力、もちろん、腹筋背筋、上腕三頭筋総動員。
10秒くらいキープしますが、室内18度、裸で、汗が出てきます。
これは負荷による汗ではなく、緊張による汗です。

筋肉の動きや負荷を見るために短パンになりましたが、どこにどう力が入っているのかよく分かって、課題も、見えてきます。

結構、キャリステニクスの愛好家にも人気があって、検索すると多くの画像が出てきます。Instagramでもポーズ名をタグ付けしてアップすると、すぐに多くのアクセスがあります。

きつくて、派手なポーズの代表です。


2016年2月25日木曜日

できそうでできないポーズ



ロラアーサナ(ロラーサナ)というヨーガの基本的なポーズですが、

しっかりと10秒以上デキる人は少ないです。

トレーニング的な側面から再掲載です。

これは体操の倒立するときにも使うポーズですが、簡単にできそうに見えてなかなかできないポーズです。

一度FBで、「できたひとは褒めてあげます」と書いたら、いろんな方がトライして、出来たのは体操経験者たったひとりだけでした。

肩、腕、背筋、腹筋を総動員しますが、問題は使い方。

これができる筋力のある人は多いと思いますが、最初はどこに力をいれたら分からないポーズです。自分も最初にやったときは、結構面食らいました。

最初は、椅子を2つ置いて、そこに手を乗せると割りと簡単にできます。

それができたら、今度はブロックを置いて、その上に手を乗せるとなんとかできる人も多いのですが、直において、ずっと持ち上げているのは、結構大変です。



これができるようになると、身体の力の入れ方のコツが、よくつかめるようになります。

最終的には腹筋、それも深層腹筋の使い方がコツだと思っています。

人間の身体って使っていないところが多くて面白いですね。



いつも、10秒×5セットやっています。

あと10cm上がるとパーフェクトなんですが。


2016年2月24日水曜日

「ストリート文化」


欧米で最近流行って、もはや文化になりつつあるキャリステニクス(自重トレーニング)ですが、
オープン、ストリートでやる人が多いのも特徴です。

アメリカでは公園などに、よく鉄棒や平行棒が設置してあるので、そこでバートレーニングする人が結構います。
日本では子供用のバーしかないので、環境的に厳しいと思います。

自分もなるべくオープンでトレーニングしています。
この写真は自分が近くの海岸のウッドデッキでトレーニングしている様子です。

まあ、自分のトレーニングは床運動みたいなものなので、どこでも練習できるのが強みです。
近くの岩場でもよくやっていますが、転倒も多く、最初は、身体は傷だらけになっていました。

日本のジムでは、器具は充実してきたと思いますが、
フリースペースがほとんどなく、あっても、エアロビやヨガのクラスの時にしか使わせてもらえません。
以前利用していた駒沢公園の公営のジムはフリースペースを解放してくれていたので、よく利用していました。
そんな施設が増えると嬉しいですね。



2016年2月23日火曜日

「欧米・アフリカ系人種の体格と身体能力」

今から30年ほど前に、ニューヨークに住んでいた自分は、現地の有名なフルコンタクト系カラテ道場に通っていました。

当時、自分はそこの軽量級選手の補欠をやっていて、いろんな人種の選手と組手をやった経験があります。

黒帯、選手クラスになると、ある程度、その人種による身体能力を客観的に見ることができますが、体型、筋力や敏捷性については、人種間で特性があり面白かった記憶があります。

例えば、アフリカ系アメリカ人(黒人)は、アメリカ大陸に直接アフリカからやってきた人たちと、カリブ海経由でやってきた人では身体的特徴が明らかに違います。

直接やってきた(奴隷として連れてこられた)黒人には、現在では、ほぼ、全員白人の血が混じっていますが、もともとスリムなアフリカ系の黒人がマッチョになってしまったのは、白人の遺伝子が影響しています。多分その白人とは、アングロサクソン系が主だと考えています。

対して、キューバやハイチからやってきた黒人は、アフリカ系にスペイン系の血が混じっています。ですから、大体みなスリムです。
仲の良いキューバ系黒人の選手がいましたが、彼には、その上にロシア人の血が混じっていました。

ロシアがまだソヴィエトと言われてアメリカと冷戦状態の時代に、ソヴィエトの同盟国であるキューバにロシア人が移民してきたからです。

もともとアフリカ系とラテン系というスポーツにおいてサラブレッド級の遺伝子を持っている上に、ロシアのパワーの遺伝子が混じる。
それは、あり得ない、日本では目にすることのできない身体能力でした。

筋力についても、それは先天的な差なのか後天的な差なのか分かりませんが、
大体70kg前後の体重の連中は、ベンチプレス120kg以上は普通でした。自重の約1.7倍以上でしょうか。
自分がやっと自重の1.5倍くらいだったので、結構な差です。

自分は小学校のとき、柔道をやっていましたが、地元熊本のヒーローは木村政彦でした。伝説の柔道家ですが、木村政彦の現役全盛期には、関係者の話しですが、ベンチプレスは250kgを上げていたそうです(木村政彦の体重は約90kg)。
パワーリフティングのチャンピオンクラス並です。

日本人でも鍛えるとそこまでなれるということですが、
木村政彦は子どものときから、激流の中で、実家の砂利採取業を手伝ってあの身体能力を得たわけです。
そういう特殊な環境の日本人は少ないので、やはり、肉体的な強さの差は大きいと思います。

白人の中で、やはり頭一つ身体能力でリードしていたのがスラブ系です。ロシア人、ポーランド人、ブルガリア人などです。
筋力の強さは、やはりアングロサクソンやラテン系より一段ウワテでした。

当時まだなかった、総合格闘技の世界やカラテの世界で、現在スラブ系が圧倒的な強さを誇っていますが、すごく納得のいく話しです。

あと面白いと感じたのが、アメリカではアスリートと一般人の体格差があまりないということです。
NYヤンキースの選手たちが街中を歩いていても、そんなに目立ちません。周りにいる人間との体格差はほとんどないという感じです。それだけ皆体格に恵まれています。

道場にも体格も体力もヒョードルみたいな白人は沢山いました。

後で知ったのですが、プロやハイアマチュアのアスリートと一般人の体格差が最もあるのは日本人だそうです。
ということは、日本では、数少ない体格のよい人間を鍛えてアスリートにしているということができます。
相撲がそうですね。

実際、アメリカのような多民族国家で生活して、トレーニングしていると、一般的には知られていないいろんな事が見えてきて面白いです。










2016年2月22日月曜日

2016年2月21日日曜日

ウルドヴァ プラサーリタ エーカパーダーサナ



サンスクリット語で、ウルドヴァプラサーリタエーカパーダーサナという舌を噛みそうなポーズです(写真下)。
面白いのはどのテキストを見ても、立位前屈から片足を上げる。
となっていますが、私にはそれではできません。
足がどうしても曲がってしまい。伸ばそうとするとバランスが崩れます。
しかし、
写真のように、
倒立→片足着地(右足は倒立のまま)→足の位置に手を寄せる→前屈
だと、結構簡単に出来てしまいます。

ここがヨーガのポーズの面白いところで、重力になるべく逆らわないで重力を上手く利用するとできないポーズもできてしまうという良い例です。

コアとバランスを鍛えるポーズです。

体操もそうですが、やはりヨーガにおいても倒立は基本だと思います。

2016年2月20日土曜日

パンターノさん。


「パンターノさん」

写真は、Instagramのお友達で私のサイトをときどき訪ねてくれるクリス・パンターノさん。ごついですが、不自然さのない美しい肉体です。
ウェイトリフティングやっているようですが、彼のサイトのタイトルが素晴らしい。

「Build Your Destiny」
“運命を築け”
身体を築くことは運命を築き上げる事だ。という意味に近いと思います。

この前向きのガッツが、素晴らしいです。
そして、おまけにとても陽気。

筋トレにも様々なタイプ、レベルがあります。
自分に合った種類とレベルの、自分にできる範囲の筋トレを続けられる楽しみがあります。

筋トレやっている人に鬱はいません。認知症もほぼいません。最も効果があるとも言われています。みな前向きな人ばかりです。

人生って複雑なようで、意外と単純なものです。

レッツ筋トレ!!

Instagram of Mr.Chris Pantano. the title of his site “BUILDYOURDESTINY” is great!!
I perfectly agree with the way he lives.

2016年2月19日金曜日

「続・ストレッチ」


倒立系、アームバランス系など、主に上半身の裏側の筋肉を酷使したポーズや運動の後は、
前屈系のポーズが効果があります。
知恵の輪状態のこのポーズはマリッチアーサナ(上半身裸の写真)とクールマアーサナ。
やっていて、きついポーズですが、ポーズを終えると、かなり筋肉がほぐれて、感覚的に乳酸や老廃物が散ったという爽快感があります。

マリッチアーサナは、筋肉の伸び具合を見るために上半身裸で写真に撮りました。
写真にすると身体で感じているのと、伸び方や縮み方が違うのが分かります。
このストレッチは、組んだ腕を締め付けて、胸筋、背筋、上腕三頭筋、を普通のストレッチではできない伸ばし方や縮め方をします。
どちらかというと整体的なストレッチだと言えます。

逆方向でも同じようにやります。

自分は身体の裏側の筋肉が発達するような運動ばかりやってきたので、背筋や上腕三頭筋が他の筋肉と比べ発達しているので、
このポーズはかなりしんどいです。リーチは身長+10cmと長いのですが、やっと手首が届くくらいの窮屈さです。

クールマアーサナはカメのポーズと言いますが、これも通常一人ではできない整体的なストレッチです。
万力で背中を床に押し付けているような感じがします。

これをヨガや筋トレの後にやったときは、やらなかった時と比べ、次の日、結構疲労度に差があります。




2016年2月18日木曜日

「ストレッチ」



ヨガにもストレッチ的効果はありますが、やはり重点的に柔らかくできるという点で、ストレッチは必要だと思っています。
写真は開脚ですが、なぜか、多くの画像投稿やノウハウページがあって人気があるようです。

開脚で、この写真くらい、もしくは、これ以上やる必要があるのは、
体操、バレエ、相撲、柔道、カラテ、くらいだと思います。

特にヨガや体操の倒立系は、練習過程で必ずバランスを失うことがあります。
バランスを失った時に逃げる方法をエスケープ(避難という意味)といいますが、
そのときに、足を大きく前後や左右に開脚させたりすることもあります。
ですから、180度近い開脚は必須だと思います。

キャリステニクスのバートレーニングも同様です。

相撲や柔道においては、技にも必要ですし、やはり予想しない体勢で転倒するので、必須というかできないと練習させてもらえないところも多いです。
私も小学生時代、柔道を始めたとき、まずやらされたのが股割りです。英語ではスプリットと言います。

この写真の自分の左右開脚は、まだ骨盤が立っています。
これだけ開けば普通倒れるのですが、やはり、これが老化なのかもしれません。

子どものころは完全に骨盤は寝ていましたが、さぼっていた間に固くなってしまいました。
多分、完全に倒れるまで、あと一年以上はかかると思います。

身体は誰でも、どの年齢からも、毎日続けると必ず柔らかくなります。
不必要な柔軟性は必要ではありませんが、不意の事故や転倒にそなえてやっておいて損はありません。

左右開脚についての練習方法ですが、身体を倒すのは最後で構いませんので、
とにかく股関節を開くように、そして、ある程度開くようになってから倒すようにすると良いと思います。
完全に180度開いたら、身体はパタンと苦もなく倒れます。

股関節を開く方法については、いろんなサイトで写真で詳しく説明してあります。


2016年2月16日火曜日

アシュターヴァクラーサナ Astavakrasana


この写真のように、腕だけでバランスをとって身体のバランスをとるポーズをアームバランスと言います。

筋トレとしては効果は少ないと思いますが、シビアなバランスをとる過程でコアが鍛えられます。どこかバランスボールの上にいるような感じもします。

それから、手首。

手首は強くすることがなかなかできない、やっかいな部位です。
その手首を、バランスをとっているうちに自然に柔軟にそして強くしてくれます。

なかなか奥の深いポーズです。
あまり好きではないポーズですが、強くなる、上手くなるためには、好き嫌いは避けた方が良いと思って、定期的に練習しています。

2016年2月15日月曜日

エーカ・パーダ・ウールドゥワ・ダヌラ・アーサナ


eka pada urdhva dhanurasana

頭をつけた状態のブリッジから腕で持ち上げてこのポーズをつくります。
柔軟性と背筋、腹筋、コアの自重トレーニングになるポーズです。
足を上げてバランスをキープするのに、コアを使います。

視点を筋トレに向けると、筋トレと柔軟は車の両輪のようなもので、どちらが欠けても、バランスの良い身体はできないと思います。

ヨガでも、この後屈ができる柔軟性があっても、筋力がないと危険です。
柔軟性のない筋肉も危険ですが、筋力のない柔軟性も、また、危険です。
それが原因のケガを嫌というほど見てきました。

年齢のせいか後屈系がつらくなってきましたが、まだまだ、訓練すると柔らかくなっています。先月撮影したものより、明らかに曲がってきています。

あと、手首の柔軟をしっかりやっておかないと、このポーズでは手首傷めます。
倒立もアームバランスもそうですが、手首と足首の柔軟はポーズの前に入念にやりたいものです。


2016年2月13日土曜日

再び、L字倒立トライ

畳の上で倒立系やアームバランスのポーズを行うと、体重で指や手のひらが畳にめり込んで、とてもバランスがとりにくくなります。 それはそれで練習になるのですが、悪い癖もつくので、なるべく写真のように天板を敷くようにしています。

L字倒立、タイムを伸ばしているのですが、キープ時間、調子のよいときで数秒のところで足踏み状態です。
いったいどこの筋肉を一番使うのか意識してみたら、どうやら背筋を一番使うようです。
というか、背筋を使って強引にキープしているようなところがあります。

めったにこれが出来る人がいないので画像を探すのが大変ですが、できる人の写真を見ると、
もう少し、腰を引いてバランスでキープしているように見えます。

そうすると、骨盤、あとは、地面との接点である手首が相当柔軟でないときついと思います。

私は裏側の筋肉が表側に比べ強いので、背筋を良く使うポーズは得意ですが、背筋に比べ腹筋が弱いので、今後の課題です。腹筋がより強くなると、キープ時間もきっと長くなると思います。

2016年2月12日金曜日

スーパーバランス

「セティンさん」
Instagramでときどき私のサイトを覗いてくれる、セティンさん。
プラハに住むヨーガの先生。

今までいろんなヨギ、ヨギーニを映像や実物で見たことがありますが、
彼ほど、身体の中に精密なジャイロ機能を持っている人は見たことがありません。

こういう人ってヨーガ以外の世界にもときどきいます。
もちろん鍛錬はしていると思いますが、これは天性。
そして、これまた見たことのないようなコアの力も凄い。

片手で平気でマユーラーサナをやってしまいます。
片手倒立はよく観ますが、片手マユーラはほとんど観ません。

セティンさん。アシュタンギーではないようです。
多分これだけ変幻自在の才能を持っていたら、
自分でスタイルを創りだした方が良いと思います。

アップした自分のポーズの写真に、彼から「いいね」をもらうのが一番嬉しいです。

2016年2月10日水曜日

片手腕立て伏せ


「片手腕立て伏せ」
自重トレーニングの王道、腕立て伏せです。

これは、片手腕立て伏せですが、バランスを取るのが難しく、回数をこなせないので、片方の腕を伸ばして椅子の上に置いています。
これで、左右10回でワンセット、インターバル入れながら合計10セットです。
トータル200回。
完全な片手腕立て伏せの8割くらいの負荷だと思います。

このトレーニングのおかげで、倒立系やアームバランス系のヨーガのポーズがヒジョーに楽になりました。
これが200回できると、普通の腕立ては1000回は楽勝です。

普通の腕立てもそうですが、身体を曲げたら効果半減どころか腰傷めます。
腕立て伏せも奥が深いです。


2016年2月9日火曜日

瞑想

「瞑想」
結構疲れが溜まってきたので、本日は、ストレッチと瞑想。
私の後ろに見えるのがアヴァローキーテシュバラ・ボーディサットヴァ(観自在菩薩)。
般若心経を弟子に説いている菩薩像です。

美術形式的には、水月観音。
「性」がありません。男性でも女性でもない。
ときどき、どきっとするほど美人に見えます。

敦煌付近で清の時代に彫られた石像で、祖父母の仏壇代わりです。
毎日、漢文とパーリ語で読経のお勤めをしています。

この和室で、瞑想したり、ヨーガをやっています。
寝るのもこの部屋です。

2016年2月8日月曜日

垂直バランス

「立木のポーズですが〜」
ちょっと別の目的で練習しています。
もちろんバランスのトレーニングにもなりますが、ポイントは手のひら。

右利きの場合、左手の甲に右掌を合わせるようにして、腕を引き締め、
肩甲骨を寄せるようにします。

実は、これは競泳の飛び込みのときの手の組み方で、この手の組み方のまま飛び込み、水中でドルフィンキックを打ちますが、そのときの姿勢はウッディヤーナバンダになっています。
これを昔、随分と練習しました。

この立木の姿勢のままで、肩を支点に、腕を少し斜め後ろに引き上げます。
すると胸が反って、お腹が凹み、自然ときれいなウッディヤーナバンダになります。

一石二鳥の練習です。
逆転系やアームバランスでは、ウッディヤーナバンダで身体を意識的にロックするので、
この練習をよくやっています。

これをやったあとで、逆転系に進むと調子が良いです。


2016年2月7日日曜日

限界挑戦



「エーカパーダ・バカーサナ・限界挑戦」

先日始めたエーカパーダ・バカーサナ。
完成形というのはヨーガの場合、割と主観的な表現で、
自分の柔軟性や経験でバランスよくでき、効果が期待できると、それは「完成形」と言えますが、アーサナのフォームの美しさや、より高度な表現を目指す場合、完成形というのはないとも言えます。

しかし、やはり、ヨーガを楽しむ者として、それに挑戦してみたいものです。

Instagramのタグで、多くのヨーガ愛好家やインストラクターのエーカパーダ・バカーサナの画像を観てみました(写真下)。

多分、このタグが、世界で最も多くのアーサナの写真を見れるところだと思います。
みなさん、それぞれのレベルで頑張っていらっしゃいますが、
やはり、角度をつけること、垂直に近づくことにこだわっているように見えます。

で、垂直に近づくということをテーマに、トライしてみました。

バカーサナから片方の足を上げると、シビアにバランスをとることになりますが、
上げた方の足を、くの字に曲げて、バランスをとろうとします(写真上)。
これだと、バランスはとりやすいのですが、背中も丸まって、自分的には、美しくないです。

Instagramの写真でも、足がくの字の方、多いです。
まあ、体型やバランス感覚、筋力の差があるので、仕方ないと思いますが、
曲がったら曲がったなりで、完成度の高い写真も多くあります。

このくの字に曲がった足を伸ばすのが、やはり背筋。
そして、伸ばしたときに、身体はぐっと床に近づき、バランスがシビアになります。
この伸ばすという感覚が、身体で分かっていないと、伸ばしたつもりでも、くの字に曲がったままだということになります。

ここで我慢できて重心をわずかに前傾したら、角度のついた形になります(写真中)。

ここから、ほんの数センチ垂直に近づけましたが、そこが限界で、バランスを失い
額が畳に直撃しました。
といっても、畳まで3cmほどでしたから、サーランバシールシャーサナで逃げました。

この写真の角度付近が、Instagramの多くの写真を観た中でも限界なようです。
感覚としてあと3cmは詰められる感じがします。

身体で覚えたことが整理されるまでちょっと時間がかかるので、
再挑戦は来月です。

2016年2月6日土曜日

水平と垂直の感覚


「水平と垂直の感覚」

本日は、筋トレ、ストレッチを1時間ほどやったあとに、
ベーシックなアーサナを30分ほど丁寧にやって、メインは垂直と水平の感覚を身体に覚えさせるために
アドムカブルクシャサーナとヴィーラバドラアーサナ2つのアーサナをやりました。
アドムカブルクシャサーナは、ブルクシャサーナの逆、という意味なので、
基本は、垂直に近い倒立だと思います。

手、肩、丹田、足先を結ぶ線がなるべく一直線になるように、
肩の真上に体重が乗るように、意識して、約1分×3セット。

ヴィーラバドラアーサナは、手先と足先が引っ張られて水平になるイメージで、
足がどのくらいの角度になっているのかをイメージしながら行いました。
これは約30秒×左右2セットずつ、計4セット。

アーサナの練習というよりは、水平と垂直の感覚を身体に覚えさせる訓練です。
月に一回はやりたいと思っています。

2016年2月5日金曜日

エーカパーダバカーサナ



「エカパーダバカーサナ(エカパーダバカアーサナ)逆方向から」
先日アップしたエカパーダバカアーサナ。
利き腕でない左手を支点にして右足を上げてみました。ちょうど逆方向からです。
まずバカーサナの姿勢から、左手の肘に重心を移して、それに伴い右足を徐々に上げていきます。
いきなり右足を上げるとバランス崩します。
最初が肝心で、少し上げたところでバランスがとれていると、そのままスっと上がります。

完成形は、少し猫背になって身体がまっすぐになっていません。
これは、背筋が使え切れていないから。

支点の左手がやはり弱く、結構ハードなアーサナの後だったので疲れていて、
背筋で足をさらに持ち上げて、反らせる力が残っていませんでした。

やはり、逆方向で、利き手でない方でもやった方が良いと思います。
バランスの感覚がちょっと違うので、多分、両方できて、安定してくると思います。

毎回、いろいろと学びがあります。
特にカメラチェックは、私のようにひとりで練習することが多い人間には助かります。


2016年2月4日木曜日

ゴーラクシャーサナ



「ゴーラクシャーサナ」
本日は、疲れが溜まっていたので、ストレッチの後は、
座法と黙想中心でした。
おなじみのパドマーサナとゴーラクシャーサナ。
ゴーラクシャーサナとは「牛飼いのポーズ」という意味らしいですね。
バランスとるのが大変です。

知らない人には忍者に見えるらしく、忍者みたいだ。
という感想がほとんどです。笑。

2016年2月3日水曜日

エーカパーダバカーサナ



「エカパーダバカーサナ(エカパーダバカアーサナ)」

本日、初挑戦です。アプローチには、2つあるようです。
ひとつはサーランバシールシャーサナ(三点倒立)から、身体を折り曲げ、
膝を脇の上に置いて、足を伸ばして完成形を作ったうえで、頭を起こす方法。

あとひとつは、バカーサナから、片足を伸ばす方法。

私は後者でトライしました。
アイアンガー師の模範アーサナを見ると、この写真の場合で言うと、右膝で右の二の腕を挟んでいるようです。
その方がやりやすいと思いますが、このように、角度を付ける場合は、右膝を完全に脇のあたりに置いた方が安定するようです。

感じを掴むまでに10回ほど、トライ・アンド・エラーを繰り返しましたが、
大体、このアームバランス系は、バランスの取り方の要領は共通のようです。
カウンディンニャアーサナに似ていますが、支点に重心を預けられる分、こちらの方が楽だし、角度をつけられると思います。そして、角度をつけた方が楽です。

しかし、アームバランスの緊張感は独特です。
あまり積極的にはやりたくないジャンルです。


2016年2月2日火曜日

L字倒立


「L字倒立 ハンドスタンド(L shaped handstand)」

下の写真は、おなじみの、アルダシールシャーサナですが、
上のハンドスタンド(倒立)版は、何と言うのかちょっと調べてみましたが分かりません。

一応、L字アドムカブルクシャーサナにしておきました。
英語ではL-shaped hand standです。
ただ、これは、足先を壁についた練習用倒立のネーミングです。

先日初トライして、一度大コケしたので、本日リベンジです。
まだ身体が痛いです。

デジカメ+タイマーで撮ったので、意識を集中させるのが大変でした。
本日は、トライ3回目で、5秒ほど安定してキープできました。
今年中に10秒を目標にします。

倒立系って、限界まで頑張っていると危険です。
特に私のような年齢だと、ひどいコケ方をします。
余裕があるうちに着地するのが安全だと思います。

最近、Instagramで海外のアシュタンガー(アシュタンギー)と写真を見せ合ったりして、コメントいただいたりしていますが、彼、彼女たちも、様々なバリエーションで変化をつけてアーサナを楽しんでいます。
今朝も有名な先生からコメントいただいたばかり。

私のようにほとんど一人で練習している人間には、
それが、凄く参考になり、励みにもなります。
しかし、皆、レベル高すぎ。筋力ありすぎです。笑。

先日動画をアップしましたが、
このL字はダウンドッグ→ジャンプフォワードから一発決めです。
ジャンプが強すぎると、向こう側にひっくり返るので、その時は力を上に逃がして倒立までもっていきます。

倒立から降りてくる方法もトライしましたが、これはもう筋力的に無理です。
海外のアシュタンギーもジャンプフォワードからアプローチしていました。

ハードなポーズですが、凄く、筋力とバランスと呼吸のトレーニングになります。