2017年3月31日金曜日

「ストレッチ」


本日は雨、気温も低く、気圧も低めなのでストレッチしました。
前屈系、開脚系は、普段生活でも使うし、
スポーツや武道のストレッチでも日常的に行っていたので、
今でも、なんとか開きますが、

やはり、苦手なのは後屈系。

寒い間は、年齢を考えて無理な後屈は控えていましたが、
気温が高くなったら、カポターサナ再開しようと思っています。

左右前後の開脚柔軟は、倒立系やアームバランスの微妙なバランスをとるのに、必須です。しっかり柔軟をやった後は、やはり、気持ちよくバランスがとれます。

ちょっと油断すると硬くなるので、さぼらず、こつこつと続けていきたいと改めて感じました。

2017年3月27日月曜日

「マユーラーサナ・リベンジ!」

ヨガではマユーラーサナ、
体操ではベントアームプランシェというポーズです。
身体をできるだけ一直線に伸ばし、顔は上げて、なおかつ床と平行に近くもっていくのは至難の技。
見てくれは30度、45度と角度がついている方が派手で、難しそうに見えますが、
これは平行に近い方が大変です。
平行になっても、足をV字に開くと重心が手に近くなるので、楽になります。そして、かかとを直角に曲げる方もいますが、曲げたら楽ちんですが、美しくない。
だから絶対にかかとは曲げない。笑。
一ヶ月ほど前に写真に記録したものより、
かなり床に平行になりました。
数センチです。
もう体力がどんどんと退化する年齢なので、これは嬉しいです。
年内に平行にもっていきます。
もちろん、身体は矢のように一直線。
萌えます。
あっ、
燃えます。笑。

2017年3月23日木曜日

「エーカパーダバカーサナ」

久々にエーカパーダバカーサナをやってみました。
床の上で、この角度でやっていると、気の緩みからか、
時々バランスをくずして前方に傾き、
額が床についてしまいますが、
この場所でそれやると、額が切れてしまいます。
岩は、場所によってナイフのように鋭いので、
こういうバランス系をやるときは、絶対に自信があって、
しかも20%くらい余裕を残していないと、怖いことになります。

このポーズ、カラスのポーズから片足を持ち上げますが、
結構、気力、体力、集中力が必要なアーサナだと思います。

このポーズ、アシュタンガヨガの先生たちも好んでやっていますが、
中でも更科さんのこのポーズ、凄い!
腕は伸びていて、あの角度、
ちょっとコツがありそうな気がします。

トライしてみましたが、無理。

下から持ち上げてだめなら、上から降りてくる。
倒立から降りてきてバランスをとるとか。

今後、いろいろと試してみます。
ひとつ楽しみが増えました。

2017年3月19日日曜日

「倒立歩行」

「倒立歩行」 from 井手宏幸 on Vimeo.

倒立練習がマンネリ化したら、倒立歩行をやると良い。
と昔聞いたような覚えがあって、久々に倒立歩行の練習をやってみました。

倒立歩行は進行方向へのバランスに気持ちが行ってしまいますが、
意外と左右にバランスを崩すことが多く、常に足が開かないようにします。

膝は基本的に曲げない。身体はできるだけ真っ直ぐ。
もちろん、サソリのポーズのような姿勢でも安定はしますが、
前進、後退、方向転換、ターンと技術を発展させるためには、
身体はできるだけ真っ直ぐにします。

最近、なんとか後退もできるようになったので、前進と後退を自由にできるようにするのが今年の課題です。それができたら、ターンになります。

逆立ち系が身体に良いことは、昔から言われていますが、
この逆立ち歩行は、特に、良いらしく、
脳への刺激があって、ボケ防止に良いということです。笑。

この練習をやった後には、倒立が実に安定します。
倒立していても、普通に立っているような感じになります。

倒立して前方にバランスを崩したら、一歩か二歩前進してストップ、
そこでバランスをキープ。

という練習も効果的です。
これはターンするための基本テクニックにもなります。

ただ、この動画のような広い場所が必要なので、
室内だと練習は体育館のような場所に限られると思います。

私は普段は砂浜で練習しています。
こけても痛くないし、不安定なので、より練習になります。

もし、倒立ができる方で、場所的に可能であれば、倒立歩行、おすすめです。

2017年3月17日金曜日

「命」

https://www.buzzfeed.com/sakimizoroki/misuzu?utm_term=.ajyDn8DPk#.ruR7Gm7AK

歳を重ねるにつれ、敏感になってくるのは、「命」。


朝焼小焼だ
大漁だ
大羽鰮(いわし)の
大漁だ。
浜はまつりの
ようだけど
海のなかでは
何万の
鰮(いわし)のとむらい
するだろう。
大漁「金子みすゞ童謡全集」より

命の儚さ、大切さ、人間の業、
自分の中にある、それらの葛藤を、金子みすゞの「詩」ほど、
慰めてくれるものはない。

金子みすゞの詩集がアメリカで出版されることになったそうです。
金子みすゞを紹介したジェイコブズソンさんのコメントもまた素晴らしい。


2017年3月16日木曜日

「マイソール」

今日もプレスハンドスタンド(しんぴ倒立) from 井手宏幸 on Vimeo.

本日の動画も、本題とは関係ありません。
動画は本日の練習、春を感じさせる穏やかな午後でした。


インスタグラムで、アシュタンガヨガ、レベル1指導員のIさんが、ほぼ毎日マイソール便りをアップされています。

プロの私が観ても、なかなかセンスと味のある写真で、毎日楽しみにしています。

私はマイソールの練習内容のことはよく知りませんが、ほぼ一日ヨガ漬けの生活のような感じに見えます。

日本風に言えば、合宿のような感じだと思いますが、
ヨガのことだけ考えて、ヨガ漬けになるって、すごく羨ましいし、
そういう体験を一度やってみたいと思っています。

私はスポーツや武道では合宿経験は多いし、合宿所で生活していたこともあります。
その期間って、飛躍的に技術が伸びることが多く、
ある一時期、そういう密な時間で練習することって先に進むためには必要だと思っています。

今、ちょっと自由がきかないのですが、来年明けあたりに、どこかのリトリートに参加してみたいと思っています。
バリ島も候補ですが、仏教ヨガのリトリートが行われている、チベット亡命政府があるダラムサラも良いな。と考えています。

マハトマ・ガンジーが、永遠に生きるがごとく学べ。
という有名な言葉を残していますが、
永遠に生きるつもりで、ヨガにも接して行きたいと改めて感じました。


2017年3月12日日曜日

「先に進むときには何かを捨てる」

今日もプレスハンドスタンド(しんぴ倒立) from 井手宏幸 on Vimeo.
すみません。動画と本題は関係ありません。
動画は、本日昼の練習です。

「先に進むときには何かを捨てる」
仏陀の格言にも同じものがあります。
何か、新しいものが入ってくるためには、過去の何かを切り捨てないと、そのスペースができないと思います。
スペースがないと入って来ない。
スペースがないのに受け入れると、こぼれ落ちる。
自分は今、経済的に余裕がありませんが、
先日、長年おつきあいのあったクライアントさんの仕事を初めて断りました。
多分、二度と仕事は来ないでしょう。
なぜ、断ったのか。
今、これから、自分がやる仕事ではない。
と感じたからだと思います。
直感です。
自分は今まで直感を信じて生きてきて、それが外れたことがほとんどありません。
それに、そのクライアントさんに、十分ご奉仕ができたと思っているということもあります。
こういう事って、10年に一度くらいあります。
それは、これからやるべき事、受けるべき仕事のイメージがはっきりと自分の中に出来てきたからだと思います。
人間には、その人に出来るキャパシティがあると思います。
この歳になると、それがはっきりと分かります。
山の頂上から降りてくる時期になると、それがとても良く分かります。
才能や能力は無限だと勘違いして、いつまでも登頂を目指していると、知らない間に遭難します。
世界三大北壁を無酸素単独で登頂したライホルト・メスナーが全盛期に言ったことをまだ、覚えています。
「生きて帰ることが最も大事だ」。
彼はまだ生きています。
それが凄い。
彼が言ったことを、やっと、実感できる年齢になったのかも知れません。

2017年3月8日水曜日

「マユーラーサナ」mayurasana

今日は岩場での練習が中途半端だったので、
帰宅してストーブ焚いて部屋暖かくして、練習第二部。

これは、ヨガのマユーラーサナという有名なポーズ。
確か、日本では孔雀のポーズと言います。

床の上だと、バランスがシビアです。
手を床に乗っけるだけだと不安定なので、掴んでみたら、ぐっと安定しました。
岩の上と違って、こけても平気なので、気楽です。

しかし、気楽で気が緩むのか、なかなか安定しない。
床の上は木刀で、岩の上は真剣という感じがします。

このポーズも最初にやったときには、
こんなポーズ絶対にできるようにはならないだろう。と思ったのですが、
ある日、今ならできる。とやってみたら、拍子抜けするほど簡単に出来てしまいました。

人間の身体と、身体が覚えている記憶って面白いし、神秘的だと思います。


2017年3月7日火曜日

「グラウンディングとアーシング」

今日もプレスハンドスタンド(しんぴ倒立) from 井手宏幸 on Vimeo.
現在のように、人間が、電磁波に囲まれて生活していると、
身体の中に静電気が蓄積されてくるそうです。
極端な例が冬、ドアのノブに触れたとたんに、パシっという放電が起きる現象。

このような特殊な状況は、人類が地球上に登場して、たかだか数十年程度の間に起こったことで、人間にとっては極めて不自然なことだと思います。

この帯電した身体から放電することをアーシングといいますが、
昔は、素足で地面を歩くことがめずらしくなかったので、
自然現象で帯電した身体から、素足を通じて、地面に電気が逃げていたそうです。

天から受け取った「気」を「地」に逃がす、流す。
「地」から受け取ったパワーを「天」に昇華する。
これが、アーシングであり、グラウンディングです。

サドゥは、現在でも素足です。
そして、大自然の中でヨーガをやっています。

ヨーガを現在まで直接伝えてきたのは、サドゥ。
お釈迦様もパタンジャリもサドゥでした。

本来、ヨーガは大地の上で素足でやるもの。
頭の上に天井があるのは不自然な事だと私は思っています。

暖かくなると、素足でアーサナをやるのが楽しみです。
一応、本日も、ハンドスタンドの前に、素足でアーシングしました。

これから暖かくなると、身体を通して、天と地の間でエネルギーの交流が始まります。

2017年3月3日金曜日

「岩の上のハンドスタンド」

今日もプレスハンドスタンド from 井手宏幸 on Vimeo.

本日、快晴で、気温も15度近くまで上がり、
今年最高の練習日よりでした。
いつもは平坦なウッドデッキの上でハンドスタンドの練習をしていますが、
本日は、久々に岩場でやってみました。

岩場は、畳四分の一から一畳程度の大きさの岩が重なりあっていて
間が数センチくらい空いているので、
失敗は許されません。

必ず足はスタートの位置に軟着陸しないと
足を踏み外してケガをするので、
結構緊張しました。
素早く、足を上げるとバランスを崩す確率も増えるので、
ゆっくり、アップします。

この時の集中力は、ウッドデッキやフローリングとは異質で、
呼吸も特に重要になってきます。

欧米のアシュタンガヨガのエキスパートがよく岩の上などで際どいポーズをやっている動画や写真がありますが、これはデモンストレーションだけでなく、非日常的な集中力を養う上でとても効果的だと思います。

そろそろ、屋外でも気持ちよく練習ができる季節になってきました。