2016年10月25日火曜日

「魂の重さ」

You don’t have a soul.
You are a soul.
You have a body.
(あなたは魂を持っているのではない。
あなた自身が魂なのだ。
あなたは肉体を持っているだけだ)

という仏陀の言葉があります。
今朝、海外のサイトで見かけた有名な言葉です。

人間が死ぬと、その瞬間に体重が約300g軽くなるそうです。
実際に、死が近い人に断って、科学者が実験したそうです。
それは魂が抜けた分、軽くなるという説もあって、
私も興味を持っていました。

写真は以前飼っていた龍之介という文鳥です。
文鳥の寿命は5年前後だと言われるのに、龍之介は13年生きました。
動物は自然死するときは、朝の5時ころに死ぬ個体が多いといいます。

龍之介が老衰で、瀕死の状態になったとき、
朝、もう死んでいるだろうと思って、籠にかけてあった暗幕を開けたら、
まだ生きていました。

外に出たがったので、出したら、転げるようにカゴから出てきて、
お気に入りの私の手のひらの上で息絶えました。

その瞬間、私は悲しさより、龍之介の体が急に軽くなったことに驚きました。
文鳥は50g前後の体重ですが、それが、感覚的に羽のような軽さになりました。
す〜〜っと何かが抜けていくように軽くなりました。

あっ、今、魂が旅立った。
と自分の五感で、そう感じました。

これは、上述の人間の魂の重さの話と同じだと思います。

魂が抜けると、人間も動物もただの朽ちゆく肉体です。
魂が、今生の生活に必要であるために、肉体を持っているだけだと思います。
その借り物の肉体が終わりを迎え、魂が旅立つ。
それが「死」。

魂こそが、実体だと思います。

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