2016年10月13日木曜日

「乳癌リカバリーのためのヨガ」

Instagramに「yogaforbreastcancerrecovery」というサイトがあります。
直訳すると「乳癌手術後のリカバリーヨガ」。

サイトの主はクリスティンというサンフランシスコに住む女性で、
私がInstagramを始めて、一番最初のヨガ友です(写真)。
彼女が私のポーズの写真を見て「いいね」をくれたのがきっかけになり、
お互いフォローすることになりました。

彼女はリカバリーのためのヨガプラクティスの写真を掲載していますが、
どちらかと言うと、彼女の不安や希望を綴ったコメントの方に興味が行って、
アップされると、できるだけ読むようにしています。

そこでは、再発への不安とヨガの癒やしと、希望と、それらが、サイクルするように、
書かれていますが、ガンの経験のない、特に、男性の自分にとっては、ただ、その不安と希望を想像しながら読むしかありません。

ロスに住む、ヨガティーチャーのT女史が、ヨガティーチャーのセミナーに行くと、必ず乳癌がきっかけでヨガを始めた方が何名かいる。
とおっしゃっていましたが、クリスティンを知ってから、それが現実的なこととして感じるようになりました。

私の知り合いの男性の水泳コーチが昨年、44歳という若さで悪性黒色腫で亡くなりましたが、彼もブログに約3年、闘病記録を克明に記録していました。

彼の手術直前にいっしょに練習して、その時に、その後の不安を聞いたばかりだったので、ブログを欠かさず見ていました。

もう、死の直前の苦痛は、見ていられなかったのですが、
奥さんが、彼の死の翌日に、「昨日他界しました」
とコメントされたときには、なぜかホっとした記憶があります。

今になって思うと、ブログやSNSって、いろんな人が見てくれてコメントをくれて、生きていく励みにもなるし、一時的な不安の解消にもなるのだと思います。

これも何かの縁だと思います。
ずっとクリスティンの日記は見守っていきたいと思っています。


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