Instagramで、国際的に有名なアシュタンガヨガの指導員キノ・マクレガーさんをフォローしている関係で、アシスタントのSさんもフォローすることにしました。
Sさん、まだ20代でしょうか。カールしたヘアが可愛い、ちょっと太めの美人さんです。
彼女も有名人なので、私の方が主に彼女のフィードを読んでいるのですが、
Instagramにしては、長文の書き込みが多く、時々目を通して、
あっ、これはちょっとメンタルに何か抱えているな。
と気が付きました。
というのも、私もそうだったからです。
私は、アメリカに居た1990年頃に、友人の精神科医からアスペルガー症候群だと診断されています。簡単なテストと問診ですぐに判明しました。
友人の医者からは、心配することはない。これは病気なんだから。
人格とか性格とは関係ないと思って良い。
と言われ、凄く気持ちが楽になった記憶があります。
というのも、それまでに、日本で、子供の頃から性格が悪いとか、人格障害があるとか親からも言われていたからです。
自分でもそれが分かっていたので、もう、中学生の頃から、将来は一人でできる仕事に就くということは決めていました。とてもじゃないけど、組織は務まらないと思ったからです。
回りから理解されない、誤解されるとトゲが出てきます。
何かに付けて反発したり、人と違ったことを敢えてやったりしていました。
それで、こもってしまう人もいますが、
私は、とにかく突っ張ってパンクな生き方をしていました。
Sさんも、そんな何かを抱えていると、ピンときました。
先日、私の誕生日にInstagramに、英語で簡単に、自分の過去を書き込みました。ひとつの区切りだと思ったからです。
すると、その日からSさんは、ほぼ每日、私のアップした写真やコメントに反応してメッセージも残すようになりました。
Sさん、お師匠のキノ・マクレガーさんにも、そういう共通項を見つけて、師事しているフシがあって、ある日、お互い、鬱に悩んできてことを告白していました。
彼女が何かを感じてくれた。というのはすぐに分かりました。
私は、キノさんからも、もうすでに、その告白などから、やはり何かを抱えて参っているような感じを受けていました。
もう、何十年も多くのヨギ、ヨギーニと出逢ってきましたが、
敢えて、ヨガを選んでやっている。
というのは、私は、何かを抱えていてそこにたどり着いた。
と言うこともできると思っています。
それは、フィジカルな問題だったり、メンタルな問題だったりします。
流行りや、皆がやっていて気持ちよさそうだとヨガをやる人が出てきたのは、
割りと最近のことです。
Sさんが憑かれたように、難易度の高い、キツイポーズをやっているのを見ると、痛いように気持ちが分かります。
まだ正式の指導員ではないし、大変だとは思いますが、何とか乗り切って生きていって欲しいと思って応援しています。
私としては、この歳で頑張ってハードなポーズをやっている姿を見せることくらいしかできませんが。笑。
Instagramでまさか、こんな出逢いがあるとは思いませんでした。
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