ポーズ中の無理のない美しいジオメトリーは、
ヨガでも体操でもサーカスアートでも共通です。
ヨガに、このハンドスタンドが取り入れられたのは、20世紀中頃になってです。
それまでは、頭立か三点倒立が主流でした。
おそらくハンドスタンドの起源は、ヨーロッパのサーカスアートだと思います。
もっと辿れば、大道芸あたりでしょうか。
ハンドスタンドには様々な形態がありますが、
このストレートハンドスタンドが基本のキホンです。
このハンドスタンドで食べている、サーカスアートのマスターが、
とにかく、ハンドスタンド、アームバランスのキモは、
手首、肩、腰、足首が、一直線になっていること。
この一直線が、一見ハードなアームバランスを楽にする。
そして、それを体得するベストな練習は、この頭頂部を床に向けたハンドスタンドだ。
とアドバイスしています。
確かに、ブルクシャサーナを頭頂部は天ですから、
アドムカブルクシャサーナは、頭頂部が地に向かっているのが自然です。
姿勢を逆転しただけですから。
で、今後は、この頭頂部を地に向けたアドムカブルクシャサーナを基本として練習していきたいと思っています。
しかし、これが実に難しい。涙。
ハンドスタンドマスターでさえ、倒立では、一直線の倒立が一番やっかいだ。
と認めているくらいです。
先日の練習の写真では、手首、腰、足先を結ぶ線はほぼ一直線になっていますが、
肩のポイントが前に行っています。
これは、頭頂部を地に向けている慣れないポーズために、腕を若干曲げてバランスを取っているからだと思います。
まだまだ、バランスをキープすることに意識が向かいすぎているので、
肩に体重を乗せる意識が着いて行っていません。
練習は続きます。
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