2016年11月23日水曜日

「筋力の重要性」

ストラドル・プレス・ハンドスタンド from 井手宏幸 on Vimeo.

ヨガのアーサナでも、そのアーサナを完成させるためには、
最低限必要な筋力というものがあります。

この筋力というものを身につけるのは結構やっかいです。

筋力と言えば、每日、こつこつと、負荷をかけながら強くしていくといくのが一般的な考え方ですが、
確かにある程度の負荷をかけながら反復練習をしていくと、
筋肉は付いてきて一見強そうにはなりますが、
実は、筋力はそれほど付いていないということが多いです。

筋力を最も効果的に付けるには、自分の限界かそれを少し超えた程度の高負荷のトレーニングをすることが必要です。

その、「限界」ですが、これは経験によって知るしかないのですが、
4〜5回繰り返すと身体が動かなくなる程度。
というのが私の経験から言える「限界」です。

私は現在62歳ですが、まだまだ、ヨーガや器械体操の逆転系のアーサナや技が無理なくできるというのは、この「限界」まで引っ張る高負荷の筋トレをやってきたからだと思っています。

最近、倒立系が不安定になってきていましたが、
先日、久々に海岸でアームバランスの高負荷トレーニングをやったら、

本日、結構きつく感じていた倒立が、俄然軽くなりました(動画)。
同じ自分の体重か?という感じです。

高負荷というのは人それぞれです。
その人の持って生まれた身体、運動歴、いろいろありますが、
自分の限界値というものをある程度把握して、
筋肉に、それより少し上の負荷を与えるという事は、
長くヨガをやっていく上で大事だと思います。

どんなに、呼吸やタイミングの取り方、身体の使い方に長けていても、
自分が思うように身体が動かない。

そういうときは、筋力が衰えてきている。
と考えて良いと思います。

筋力をバカにしてはいけないと思います。
筋力は、簡単に技術の壁を超えることもあります。

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