2016年11月22日火曜日

「最後に残るのは?」

Instagramに、多くの「今日の格言」的なフィードがあります。

最近アメリカではスピリチュアル系が流行っているので、
その手のものが多いのですが、
紹介してある格言は、実際に仏陀やジーザスが語ったものなので、
ときどき目を通しています。

仏陀の格言というと、日本語だと、えらく儒教的な説教臭い感じがしますが、
こうして英語になると、とてもすっと入ってきます。

インド人は人種的に欧米人と同じアーリア系で、サンスクリット語はラテン語と共通している部分もあるので、親和性があるのかも知れません。

以下、私、意訳。

ある男が仏陀に、尋ねました。
「私は幸せが欲しい」

仏陀は答えました。

「あなたが言った"私は幸せが欲しい"という言葉の中から、まず、"私”という言葉を取り除きなさい。それはあなたの"エゴ"だ」

「次に、"欲しい"という言葉を取り除きなさい。それはあなたの"欲望"だ」

「そうしたら、残る言葉は、"幸せ"だけになるだろう?」


上手い!座布団十枚!と言いたくなる言葉だと思います。

余計なもの、執着をひとつひとつ取り除いていくと、そこに幸せがある。
執着するものがなくなるにつれて、人は幸せになる。

まさに真理です。

優れた預言者や宗教家は、真理を分かりやすい印象的な箴言や格言で、繰り返し伝えることに長けています。ジーザスと仏陀はそのチャンピオン。

現代では、良い例が、ダライ・ラマ14世猊下。

ダライ・ラマ猊下のFBページを時系列で見ていると、定期的に同じことを手を変え品を変え伝えています。

こういう格言は、もう知っているから、とは言わずに、何度も何度も繰り返し、読み返してみると、自然に潜在意識に入って行きます。







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