2017年10月18日水曜日

「食事の回数とダイエット」


※ダイエットとは、日本で誤解されているように体重を減らすことではなく、健康法の別名です。その前提でのダイエットのお話です。
タモリや鶴太郎さんが一日一食でやっているが、食事の回数に善悪優劣は全くないと思う。目的によって適切な回数があるだけだ。

一回から二回の食事だと、気をつけないと、身体が食事の間、一種の飢餓状態になるので、食事のときにエネルギーを無理して溜め込んでしまう。それが肥満や脂肪増にもつながってしまう。食事を減らすダイエットで失敗するのは大体それだ。

一日一回の食事で必要なのは、その人の正常な呼吸、メンタル、腸内環境、消化吸収能力。これらが整っていないとどんなオーガニックなものを理論通り食べていても、栄養失調で体調を崩してしまう。
自分は、年に2回の断食と一日1.5食生活を長年やってきたので、実感として分かる。
そして、周りにそれを実行して、うまくいく人とうまくいかない人がいるのを見てきた。
多くのダイエット方が巷に溢れているが、
こういう食事法を正しく行うと上手くいく。
ということが分かる簡単な方法がある。
そのダイエットを提唱している人の身体つき、顔色や目力、生気を見ること。
どんなオーガニック食事の知識がある人でも、どんな理論的に正しい食事をしていても、不健康そうな顔色で例えば、メタボだったら、その健康法やアドバイスは、問題がある。間違っている。と思った方が良い。
私はそういう人のダイエット方は疑っている。
その一日一回の食事方に対峙するのが一日6食の食事法。
一日に摂取するトータルな量はかえずに、回数だけ増やす方法。
常にエネルギーを補給しているので、身体が脂肪を蓄えようとしない体質になることが分かっている。
これは、脂肪をつけずに、筋肉量を増やすというアスリート向けの方法で、アメリカのスポーツ医学から誕生した考え方。
これをどうのこうの言う前に、論より証拠と考え、約1ヶ月続けてみた。
単刀直入に変化をレポートすると。
良い面は
○一日トータルの食事量が明らかに減った。ジャーの玄米が減らない!
○甘いものを欲しくならない(これが一番かも。空腹の時間がないと甘いものは欲しくならない)。
○一回あたりの食事量がつまみ食い程度のものなので、胃が小さくなった。
○結果的に余分な炭水化物の摂取がなくなった。
○食事の後に全く眠くならない。疲れない。
○脂肪がつかない。
○ストレスが減った。精神的にピリピリしなくなった。
○酒を呑まなくなった(週に1回か2回の頻度になった)。
良くない面は
○食事を考えるのが大変、めんどうくさい。好きでないとできない。目的がないとできない。
○会食はたまにしかできない。会食してもソバ一杯程度で済ますことになる。しかし、そのソバ一杯で凄い満腹感になって眠くなる。笑
○上記の理由で、人付き合い優先派には向かない。
○食事を儀式、文化と考えている方にはつらいかも。
とまあ、一ヶ月では、メリットの方を感じる一日6食(5食でもトータル量が変わらなければ良いらしい)。
自分の場合は、うち2食は自家製バナナ・リンゴジューズに豆乳・プロテインを混ぜたドリンク。
この軽い、たった2食で、普通の人が一日に必要だと言われているタンパク質を、肉なんかよりずっと効率よく吸収できる。
気になるトレーニングへの影響は、身体の筋肉率を示す骨格筋率は上がり、体脂肪率は下がった。体重は一定。
持久力は以前にも増してついたと感じる。
とまあ、良い面が目立つ結果になりました。
とりあえず半年は続けてみます。
この6食ダイエットの目的は、私の場合、筋力と持久力の増強。脂肪をつけない。それだけ。
ダイエットは必ず目的と目標をもってやってください。それがないと失敗します。

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