2017年7月12日水曜日

「倒立に持っていく方法」

「倒立への3パターン」 from 井手宏幸 on Vimeo.

倒立にもっていく方法は、大体、10パターン前後あります。
私もその中の5パターンを練習していますが、
代表的な3つを撮ってみました。

ちょっと過労気味で身体がふらふらしています。

最初の方法が、もっとも簡単で、基本です。
世界で最も美しい倒立をするという定評がある内村航平選手は、
この方法で倒立を教えています。

最初のうちは、両手を挙げてから振り下ろす方がやりやすいですが、
モーションが大きくなって、ぴたっと重心を骨格上に乗せるのがむつかしいと思います。
ですから、この方法はお勧めです。

多分、コンパクトに行えば、ヨガマットの面積上で出来るはずです。

二番目はストラドル・プレス、三番目はパイク・プレスという方法で、
この中で、三番目のパイクが最も難易度が高いです。

この2つは、肩の上にしっかりと重心が乗っていないと身体が上がらないので、
上がってしまえば、安定しますが、上がるまでのバランスのとり方がやっかいです。

このあたりのバランスのとり方、倒立歩行ができるバランス感覚があると、微妙な修正がききます。

両方共、身体が持ち上がる一瞬だけ、猛烈な筋力を必要とするので、
ロラアーサナなどの腕、肩、腹筋を鍛えるアーサナを日頃練習しておくと良いと思います。

倒立はその日によって微妙に調子が変動します。バランス感覚が大きく狂うということはありませんが、身体が疲れてだるいと、バランスに影響します。
あと、睡眠不足も影響します。

割と一般的な倒立ですが、手首、肩、前屈、後屈の十分な柔軟、左右前後開脚がほぼ180度できることが前提だと思っています。

バランスをとる上でも柔軟は大事ですが、どこか一部の柔軟性が欠けていても、大きなケガに繋がります。

Youtubeにアップしてある、多くの倒立のチュートリアルにも、「大怪我や命の危険にも繋がるので、十分な柔軟性と注意力をもって練習してください。」
と書いてあります。

トライする方は、慎重に、徐々に、焦らず練習してください。




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