2016年6月5日日曜日

「ボクサーのリーチ」

「ボクサーのリーチ」
不世出のプロボクサー、モハメド・アリが亡くなった。
数々の名試合をリアルタイムで見てきたので、ひとつの歴史が終わったという感慨がある。

話しはどっと変わるが、ボクサーの必要条件としてリーチがある。
リーチとは手を左右に広げたときの左右の中指間の長さ。
日本人のリーチは大体、その人の身長か、+5cm以内。
黒人でも+10cm以上だったら長いとされている。

たまたま撮った写真。このストレッチの手を伸ばした畳の幅が約180cm。
このときは伸ばすことを意識しておらず、
あとわずかに両手は伸びるので、大体178cmくらいのリーチだと思う。
自分の身長が167cmなので、大体、身長+11cm。

大昔、キックボクシングジムの練習生を数年やっていたが、
入門してしばらくして、コーチから、プロになって新人王目指さないか?と誘われた。
なんでだろう?と思ったが、自分の手足のリーチに注目したらしい。
まあ、それだけではないだろうけど、手足のリーチの長さを初めて意識したのがそのとき。

自分は、仕事もあったので、丁重にお断りしたが、
ボクシングの世界って、そういう身体的なものも有利なんだと、現実のこととして初めて知った。

モハメド・アリの訃報を知って、リーチのことをふと思い出した。




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