2016年4月24日日曜日

「超回復期とアシュターバクラ・アーサナ」


賛否両論ある超回復期ですが、
自分が若いころは超回復期という考えはなかったように思います。

超回復期とは、筋トレをやってから筋肉が修復されるまで約48時間ほどかかるのでその間は休むという考え方です。
しかし、トレーニングは個人によって、強度が違うし、身体的な条件も異なると思うので、
私は、自分なりの回復期という考え方でやっています。

インドのヨガの指導者、アイアンガー師(昨年92歳で逝去)は、90歳を過ぎてからも毎日2時間のトレーニングを欠かさなかったと言います。
80歳過ぎたころのトレーニングの様子を見ましたが、結構ハードなものを午前2時間、午後2時間。
若いころは10時間に及ぶこともあったと言います。

これらのトレーニングをほぼ毎日、亡くなるまでやっていたわけですから、
自分的には、疲れたときに休む。
程度で良いのではと思っています。

もちろん、ジムでボディビルやパワーリフティングの強度の高いトレーニングをやっている方と
自分のように自重トレやっている人間とでは、考え方は違うかもしれませんが、
倒立、アームバランス中心でも、自分の体重を両手で、ある程度の時間と回数、アップダウンさせているわけですから、
結構な疲労度になります。

先日は、久々に、身体が重く、強度の高いポーズは全くやる気にならなかったので、
ストレッチとこのアシュターバクラ・アーサナをやりました。

このポーズは、両手で全体重を支えてはいますが、よく考えられた、バランスでキープするポーズで、コアをしっかりとロックさせて両手の上でバランスをとるといったものです。
コアの力を抜くと、やじろべえのように、身体が回転しようとしてバランスを崩しますが、力は必要ではありません。
力技ではなく、身体のバランス感覚を覚醒させるようなポーズです。

全く休息するよりは、超回復期には、ストレッチやこのような軽いポーズをやるのが自分にとっては調子が良いようです。


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