2016年4月20日水曜日

アシュタンガ・ヨガによる手首の損傷



Instagramから。

このレントゲン写真は両手首を甲の部分から見たものです。
手首の主は世界的なアシュタンガ・ヨガの先生、ティム・フェルドマン氏。
190cmオーバーの身長に、スリムだが、筋肉質の方です。

手首は、小さい骨が8つ集まって出来ていて、それらを靭帯が繋いでいます。
その8つの中の舟状骨と、月状骨が解離 しています。

写真のHの部分がそうです。左手(写真左)H文字の右が舟状骨、左が月状骨です。
その間が見づらいですが、7.1mm開いています。右は6.5mmです。
開いているというより、この2つの骨をつなぐ靭帯が断裂か伸びているのだと思います。

私は、子供の頃に柔道を始めたころに、手首だけは鍛えることができないので、常に柔軟しろ。注意しろと言われました。
柔道ではとても手首の損傷が多く、その後、現在まで、ストレッチでも特に手首の柔軟には神経質になりました。

手首の強さは、生まれ持ったもので、鍛えて強くすることはできません。
手首は太くはできないのです。周りの贅肉は増えるかもしれませんが。

自分は、恵まれたことに手首が太くて強く、柔道でもカラテでも損傷を受けたことは一度もありません。
しかし、全体重を支える体操やヨーガをやっているときには、神経質になります。

ですから、手首は、ポーズの前後に必ず柔軟をやります。そして、特に使い方には神経を使っています。

フェルドマン氏のやっているアシュタンガ・ヨガは、アームバランスと言って、両手だけで全体重を支えて、様々なポーズをシーケンスする(間断なく続ける)スタイルです。
自分もしばらくトライしましたが、すぐに止めました。両手首に間断なく、あらゆる方向からストレスを与えるからです。
長くやっていると、手首をやられるのは眼に見えていたからです。

フェルドマン氏は、両手首の舟状骨・月状骨解離です。
これはアシュタンガ・ヨガのアームバランスが原因だと思います。

メッセージを見ると、誰か、よい治療の方法を知らないか?
と書いてあります。

手首、足首は日常生活でも簡単に損傷を受けてしまいます。
特に通常の動きとは違う動きをするときには、意識をしたいものです。

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