2018年2月26日月曜日

「転生」


先日、FBフレンドが、面白い記事をシェアしていまいた。

二歳になる娘さんが、ある日、自分は、生まれる前、ご両親がずっと前に飼っていたフェレットだったと喋り始めたという内容でした。その娘さんが生まれた頃にはもうそのフェレットは死んでいて、娘さんはそのことを知らない。ですからご両親はとても驚いたそうです。

同じような話を本でも読んだことがあります。

作家のポール・オースターがアメリカの新聞に掲載された不思議な話を集めた本がありますが、その中のひとつです。

ニューヨークで、夫を亡くした老婦人が、ある日の夕刻、夫とよく行っていた劇場に徒歩で向かう途中で、家の前からずっとあとをつけて来る犬に気がついたそうです。

そして劇場に着いたときにふと振り返ると、ちょうど犬がいるところに亡くなった旦那さんを幻影を見たそうです。

その本は、このような話を約数十年に渡ってアメリカとヨーロッパから集めたものですが、ポール・オースターファンの村上春樹が後に、同じように、日本の不思議な話を集めたのが、「東京奇譚集」です。

以前、ある、旧盆に入った日の朝、雨戸を開けると、目の前に美しいアゲハチョウが止まっていて、逃げもせず、ゆっくりと羽を広げたり閉じたりしていたことがあります。

その時に、なぜか、「ああ、祖母が蝶の姿を借りて会いにきてくれた」と、胸が熱くなったことがあります。

魂は存在すると思います。そして、上述のフェレットや犬の話を聴く度に、魂の存在を確信します。



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