2018年2月8日木曜日

「ヨーガの優先順位」

人間は、物理的に生きていくために様々なことを行う必要があります。
その優先順位を生死に関わる順に見ると、

呼吸
食べること
身体を動かすこと

これらを行う人というものの存在があっての生きるという行為ですから

これらの行為には「人の存在」というものが大前提になります。
それがないと無なわけですから。

この人の存在は、「考える、思う」ということです。
肉体だけあっても、これがないと、肉体はただの肉体でそこにあるだけ。

人間はまず考えてから行動するからです。
人=「考える、思う」存在
「我思う故に我あり」と言います。

ですから、厳密に言うと

考える、思うこと
呼吸
食べること
身体を動かすこと

の順番になります。
これをヨーガに当てはめると

1)瞑想
2)プラナヤーマ
3)アーユルヴェーダに代表される食の知行
4)アーサナ

になります。

ヨーガの優先順位はこういうことになります。
これは真理だと思います。

これは、私が学んでいるオールドヨーガの世界では、当たり前に言われていたことですが、
最近ではアーサナが強調され過ぎている場合が多いです。

アーサナのアライメントでとても厳しかったBKSアイアンガー師も、
著書で、「ヨーガは瞑想である」。
とはっきり述べられています。

プラナヤーマについても一冊著書を出されているくらい重要視されています。私もその本を持っていて座右の書になっています。
そして、食についても、
厳格なベジタリアンで粗食に徹しておられた事は有名です。

一時的に、すこしくらい順番が入れ替わっても構わないと思いますが、

この順番を守らないと、バランスが崩れると思います。

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