2017年12月18日月曜日

「ヨガの世界でもセクハラの訴えが」


欧米の女優さんやモデルさんによるセクハラ訴訟、"Me too"(私も!というタグで多くの女性がSNSで訴えている)が続いていますが、
ヨガの世界でもとうとう。

以下、参照リンク

これは、アシュタンガヨガの創始者、パタビ・ジョイス師に対するもの。
訴えたのは、師の高弟だったカレン・レインさん。有名なプライマリーシリーズの最初のビデオにも登場しています。

アシュタンガヨガでは、ポーズをスムーズにしたり、矯正するためにアジャストという、身体を抱いたり、抱えたりする補助をしますが、カレンさんは、
「師は、その時に日常的に彼女のみならず、他の弟子にも、きわどい行為に及んでいた」
と訴えています。

その内容はちょっとここでは不適切なので書きませんが。

このことは、以前から度々、日本人のヨギーニのブログなどでも眼にしていたので、とうとう。という感じがします。

セクハラを受けた女性たちは、アシュタンガヨガを続けるため、沈黙を求められたとか。
半ば泣き寝入りしていたわけです。

アシュタンガヨガはビッグ・ビジネスなので、こういうことになったのかも知れませんが、教祖的指導者は大体このような性格の人間が多いです。

師は亡くなり、訴訟になることはないと思いますが、
これからも訴えが出てきて、このことが、アシュタンガヨガの大きな汚点になることは間違いないと思います。
BBCあたりが特集組んだらアウトでしょう。

現在でも、ツイッターで、結構訴えている女性が出てきているので相当数に上る可能性があります。


私は、ジョイス師と同門のB.K.Sアイアンガー師が、インドや欧米の宗教家、アーティスト、インテリを中心にとても尊敬されていたのに対し、ジョイス師に言及される方がいない。あまり人気がないのを不思議に思っていましたが、

うすうすこういうことではないのか。と疑っていました。

素晴らしい指導者も多いアシュタンガヨガなので、残念です。

訴えたカレンさんは現在、性的虐待を受けた子どもたちをレポートする仕事に就いているそうです。


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