2018年1月7日日曜日

「アーサナの王」

今日のハンドスタンド from idehiroyuki on Vimeo.

シールシャーサナはアーサナの王だと言われています。

シールシャーサナ(頭立)を行っているときは、
自分が経験する限りにおいても、瞑想状態と同じです。

チベット・ネパール系の伝統ヨガのN先生のところでは、
結構長い時間シールシャーサナをキープさせられるとか。

私も、約40年続けています。

最長30分ほどやったことがあり、
慣れたころには、居眠りすることも。
しかし、
首が痛くなって、最近では最長で5分で切り上げています。

多分、効果的には、通常の倒立(アドムカブルクシャサーナ)でも同じはず。
サーカスの人たちが5分ほどキープしているという話を聞いたことがありますが、
私は、最長3分弱。
それでも、相当肩にきました。

年齢や体力的なことを考えると1分が無難なところ。
それを確実に5本、こなすと、
短い瞑想状態を経験できるだけではなく、
集中力や、筋力のトレーニングになります。

そのため、最近は逆転系は、倒立に移行しています。

倒立は人間の身体の構造上、
バランスをとると、身体がやや反ってきます。
反らないでとにかく真っ直ぐをキープしようとすると、
手前に倒れてしまいます。

これを上手く矯正、垂直の姿勢をキープするには、
倒立歩行の後退が最も効果的だと経験上感じています。
身体が倒立歩行に慣れて、後退できるようになるためには、
とにかく、身体が垂直でないと出来ませんから。

ビデオに撮ってあるので近いうちにアップします。

一度、ここでもレポートしたことですが、
一生、シールシャーサナだけをやって死ぬまでお元気だった女性がいるそうです。
かなりの長寿で、ある日、パタリと亡くなったそうです。
知り合いのヨガの先生が、
「きっとシールシャーサナのおかげよ」
とおっしゃっていました。

なにか一つアーサナを続けるのだったら。
これ。
シールシャーサナ。

あれこれ迷って、散漫になったり、怪我してヨガをやめるより
逆転系。

欧米には倒立だけを教えているコーチや、
ヨガティーチャーでも倒立を分けて教えている方も多いです。

効果的にはシールシャーサナ、エルボースタンド、三点倒立、倒立は同じだと思います。

理想的には全てできると、身体能力的にも相当進歩があると思います。









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