2018年1月20日土曜日

「逆転系三態」

逆転系のアーサナ三態を久々に撮影してみました。

左から
シールシャーサナ、
ピンチャマユーラーサナ、
アドムカブルクシャサーナ。

身体に与える好影響は全て同じだと思います。

一番、ポーズをキープし易いのが、
左のシールシャーサナですが、
長時間行うと、頚椎によくありません。

特に首、肩の筋肉が弱い方は要注意。
例え、10秒程度でも効果はありますので、
無理のない時間で。

少し、首に違和感覚えたら、
しばらく練習は休んだ方が賢明です。

ネットで、ヨガによるケガを調べていたら、
アメリカで、ヨガのケガをレポートしているサイトがあり、
アイアンガーヨガ歴約20年のベテラン指導員に、頚椎に重大な損傷が認められたとありました。

例外的な不具合のようですが、不具合は、いくらポーズのやり方が正しくても、20年〜40年経って出てくることもあります。

私は、その記事を読む前に、少し頚椎に異常を感じていたので、しばらく、このポーズを止めていました。

私は、このポーズを始めてから30年以上経っていたので、ピントくるところがあったからです。
年齢的なものも関係あるかも知れません。

最近では大丈夫ですが、
長くても3分しかやらないようにしています。


真ん中のピンチャは、最もきつい逆転系だと思います。
L字に曲げた腕の骨格に体重が乗るので、上腕三頭筋あたりに、相当無理な力がかかっていると思います。
あと、目の位置が低く、床が近いので圧迫感があります。

長時間続ける逆転ではないと思います。
私も本日は約2年ぶり。
こんなにキツかったのかと再認識しました。
最も嫌な逆転です。笑

右のアドムカブルクシャサーナは、通常の倒立。
最もバランスが取りにくく、
バランスがきれいにとれると最も楽な逆転系です。

ただ、バナナハンドスタンドと言って、
身体が反るような倒立になると、
写真のように、
まっすぐの骨格の上に体重がキレイに乗らないので、
きついです。

逆転系は、他のアーサナと平行して、独自に練習すると良いと思います。

逆転系はアームバランスと違って、技術や理論が介在する余地が少なく、身体の慣れが全てとも言えます。

慣れるまでは必ずエキスパートのアシスト付きでやった方が良いと思います。

マスターまでに時間がかかると思いますが、逆転系は一生自分の身体を健康に敏捷に、様々な感覚を鋭くしてくれると思います。





0 件のコメント:

コメントを投稿