2018年1月5日金曜日

「持って生まれた身体で選別される」



写真は、Instagramでわたしがフォローしているベヤマベーラさん。
シルク・ドゥ・ソレイユのスター。
シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマーには、いくつか専門があるようで、
彼女はコントーション(曲芸)。
主に身体の柔軟性を売りにしていますが、
倒立系のハンドバランサーとしても凄い。

彼女はロシア出身ですが、
ロシアはバレエやサーカスアートなどの曲芸が昔から盛ん。
伝統文化と言っても過言でないと思います。

彼女たちは、大体3歳くらいには練習を開始していますが、
バレエと、このコントーションは、チームで動くので、
オーディションで、
将来予想される背の高さや、関節の可動域、柔軟性を精査されて、それから外れると情け容赦なく落とされます。

特に、両親の体型を見るそうで、母親が肥満体型だと、
将来太ると予想できるので、落とされるとか。

例え、運動能力に優れ、課題を難なくこなせても、
体型や大きさ的に許容範囲でないと落とされます。

Youtubeにも、その様子が出ています。

落とされたこどもたちは泣いていて、
多分、これが人生最初の挫折だと思います。

人間の身体のモーメントから言うと、
曲芸、体操は、男性では165cmくらいまでの身長が理想だそうです。
女性は、体操も、曲芸も、大体150cm〜155cm。
新体操は、シビアに身長、体型を揃えるので、170cm、体重48kg前後であることが多いようです。

ヨガのアーサナは体操ではありませんが、
やはり、小柄な方が物理的に有利で、楽にアーサナがこなせると思います。

ベヤマベーラさん、パフォーマンス中はスリムに見えますが、よく見ると、素晴らしい筋肉です。

男女の違いはありますが、
私はヨガも、このような柔軟でスリムで強力な筋力を付けるのがひとつの理想だと思っています。






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