2017年6月4日日曜日

「嫌な予感」


「嫌な予感」
一昨日、夕方、結構風が強い中で倒立歩行の練習をしていました。
風があるときは、いつも必ず向かい風で倒立に入るのですが、その日、魔が差したのか、追い風で勢いを付けてみようと考えて、さっと地面を蹴って倒立歩行に入って片腕になったときに、いきなり突風にやられてしまいました。
地面を蹴る瞬間に、「あっ、これやばいかも」
とはっきりと意識しました。
ケガをするときって、なぜか、直前にケガをする。
と分かります。
それなのになぜ、やるのか。
それが魔が差した。と言うのでしょう。
これが10年に一度くらいあります。
突風にさらわれて、跳ね飛ばされるようにバランスを失って、片腕のまま、ひねりを入れて着地しようとしましたが、そのときに、手首がありえないような角度になり、「骨折」という二文字が頭に浮かびました。
転倒はしましたが、なぜか骨折も捻挫もしませんでした。
昨日まで、若干痛みが残っていたのですが、今朝は完治したようです。
自分は、練習時間の半分はストレッチをやっています。
ストレッチは直接技の上達には関係ありません。
ストレッチで身体を柔らかくしておくのは、このときのようなためだと経験で知っていました。
私の手首はストレッチで縄抜けができるくらい柔らかく、あらゆる方向に曲がるように時間をかけてストレッチしています。
肩もそうです。
本当に入念にストレッチをやっておいて良かったと思います。
過去にもそのような経験が多くあり、ケガを免れているので、ストレッチだけは、入念にやっています。
ひどいケガすると1年は棒に振ります。
それを通常の状態に戻すのに1年。
2年かかります。
その間は通院、リハビリ、出費。
これは、日常生活にも当てはまります。
写真は、本日の後屈の練習。ヨガのアーサナです。
苦手な後屈ですが、苦手なものこそしっかりとやっておかないと、後々後悔することになります。
歳取ると、こういう経験と言うか知恵が、体力が無くなった分を補ってくれます。

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