2017年1月21日土曜日

「小指がポイント」

マユーラーサナ・バリエーション from 井手宏幸 on Vimeo.
以前、手首は鍛えて強くすることができない部位だ。
と書きましたが、
しっかりと、バーや床を掴むことによって弱い手首をロックすることができます。
その「掴むとき」、もっともキモになるのが小指です。

空手家は、意識して小指から折りたたむようにして拳を作ります。
小指を意識しないで、親指、人差し指、中指で作った拳は弱く、手首もぐらぐらです。
逆に小指から中指をしっかり意識して作った拳は固く、手首も強くロックされます。

ヨガも同じです。

ヨガでも床を掴む時には、常に、小指で掴む習慣をつけておくと、
しっかりと、床を掴めて、手首が、たとえかなり傾斜してもしっかりと固定されます。

グーとパーをゆっくりと繰り返す、握力強化のトレーニングがありますが、
グーをつくるときに、ゆっくりと小指からたたんで、しっかりと握る練習をやると、
握力が付くだけでなく、しっかりと効率よく手でものを掴むことができるようになります。

足も同じです。足指で床を掴むときにもキモとなるのは小指です。
最初は意識しながらぎこちなくなるかもしれませんが、
練習で、自然に身体に身につきます。

小指を意識しましょう。

2 件のコメント:

  1. いつもためになるアドバイスを有難うございます。早速、応用します。どんな分野も科学的な考察が大事になってきますね。vidysabya22

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    1. 「小指で掴むという意識」でトライしてみてください。
      足や手は「置く」という感覚で、無意識で動かしていることが多いですが、そこを意識して、繰り返し練習で無意識にできるようになると、俄然進化すると思います。

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