2016年7月23日土曜日

「四股立ち・肩入れ」




イチローが、外野の守りにつくと、必ずやっている四股立ち・肩入れ。
大相撲の四股を応用した、優れたストレッチです。

肩甲骨、腕関節、手首、股関節を中心に、胸筋、背筋、肩の筋肉、ハムストリングスなどを、一度に、このポーズで効果的に伸ばすことができます。

誰が始めたのか知りませんが、
アメリカの有名なヨガの先生がやっている写真を見たことがあります。

上の写真がイチローがやっているオーソドックスなタイプ、
下の2カットは、さらに、関節や筋肉の可動域を大きくするための、上級バージョンです。
多分、イチローはプライベートで、このバージョンもやっていると思います。

詳しく説明すると、凄い量になるので省きますが、
特に重要なのは、腰が膝より低い位置にあること。
これができていないと、股関節が開かないし、
なにより、このストレッチの重心である丹田が安定しません。
2〜3度、ぐっと腰を沈めてポーズを安定させて、肩をぐっと入れます。

スクワットが50回は楽勝にできないと辛いかもしれません。

通常バージョンでも正しくやるには、結構コツがあります。
この四股立ち肩入れも、海岸でよく、みなさんやっていますが、やはり我流は、ほとんど効果がないような姿勢になっています。

上級バージョンは、ある程度、前屈後屈、前後左右の開脚の柔軟性がある方でないと、思わぬケガをします。

これは、知人の整体の先生からみっちりと伝授された技で、自分の財産になっています。

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