2018年3月11日日曜日

「このキャラが愛される理由」


その説教の数々も素晴らしいですが、
やはりなんと言っても、このキャラがみなから愛される所以だと思います。

上は、ブッダガヤを訪問したときのダライ・ラマ14世猊下。周りは警護のインド軍の兵士たち。

下は、ヨガのB.K.Sアイアンガー師とハグする猊下。



「私はだたの普通の人間だ」

というのは猊下の言葉ですが、全くそのとおり。

麻原彰晃にころりと騙されるようなその人の良さが、
益々猊下のファンを増やしていきます。

輪廻転生制度に疑問を呈し、やめるべきだとコメントしたり、鳥葬を、批判したり、
結構、パンクな革命家なのかも知れません。

しかし、中国がチベットに侵攻して、併合しなかったら、
チベット仏教はほとんどチベットから外には出なかったと言われています。

ダライ・ラマ猊下も、
中国の併合がなかったら、チベット仏教はポタラ宮の中から外には出ずに、私はこれほど、世界中で名前を知られる存在にはならなかっただろう。

とおっしゃっていました。
猊下はすでに、インドで過ごされている時間の方が長くなり、自らを、インド人に近いとおっしゃっています。

インド仏教がインド国内で滅ぼされて、チベットに移り、それが、またインドに戻ってきたということを考えると、大きな運命と、因果を感じます。




0 件のコメント:

コメントを投稿