2017年3月12日日曜日

「先に進むときには何かを捨てる」

今日もプレスハンドスタンド(しんぴ倒立) from 井手宏幸 on Vimeo.
すみません。動画と本題は関係ありません。
動画は、本日昼の練習です。

「先に進むときには何かを捨てる」
仏陀の格言にも同じものがあります。
何か、新しいものが入ってくるためには、過去の何かを切り捨てないと、そのスペースができないと思います。
スペースがないと入って来ない。
スペースがないのに受け入れると、こぼれ落ちる。
自分は今、経済的に余裕がありませんが、
先日、長年おつきあいのあったクライアントさんの仕事を初めて断りました。
多分、二度と仕事は来ないでしょう。
なぜ、断ったのか。
今、これから、自分がやる仕事ではない。
と感じたからだと思います。
直感です。
自分は今まで直感を信じて生きてきて、それが外れたことがほとんどありません。
それに、そのクライアントさんに、十分ご奉仕ができたと思っているということもあります。
こういう事って、10年に一度くらいあります。
それは、これからやるべき事、受けるべき仕事のイメージがはっきりと自分の中に出来てきたからだと思います。
人間には、その人に出来るキャパシティがあると思います。
この歳になると、それがはっきりと分かります。
山の頂上から降りてくる時期になると、それがとても良く分かります。
才能や能力は無限だと勘違いして、いつまでも登頂を目指していると、知らない間に遭難します。
世界三大北壁を無酸素単独で登頂したライホルト・メスナーが全盛期に言ったことをまだ、覚えています。
「生きて帰ることが最も大事だ」。
彼はまだ生きています。
それが凄い。
彼が言ったことを、やっと、実感できる年齢になったのかも知れません。

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