2017年2月7日火曜日

「カラスのポーズから倒立へのシーケンス」

バカーサナからハンドスタンド(倒立)へのシーケンス from 井手宏幸 on Vimeo.
本日、何気なくFBを見ていたら、FBフレンドの武道家、遠山先生がアップされた
中国拳法のムービーが目に飛び込んできました。
その中の、演武者のなだらかな円の動きから、電光石火の突きという直線運動へのシーケンスが
とても新鮮な驚きで、何度も何度も繰り返し見ていました。
ヨガもスポーツも身体の動きは円運動と直線運動の組み合わせです。
これは、何かに応用できる。というような漠然とした気持ちが残りました。

その後、そのビデオの事は忘れて、夕方、器械体操やアシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガに出てくるあるシーケンスをやっていたら、ふと、その円から直線への映像が直感的に思い浮かび、即、試して動画に撮ってみました。

これは、
ヨガのカラスのポーズから倒立へのシーケンスです。
足を畳んでカラスのポーズを一瞬キープしたのち、そのまま倒立へと持っていきますが、
倒立へと持っていくのは、力技です。
筋力的にもこれができる人は少なく、
私も何度かトライしてもできず、ちょっとあきらめかけていました。

ところが、このカラスのポーズから倒立へ、そのまま力技に頼らずに、
肩の軸を中心(円心)に腰を回転する円の動きのわずかな反動を、倒立への直線運動に変換してみたところ、
ほとんど力に頼らずに、すっと倒立まで持っていくことができました。

ある映像を見て、とても何かを感じる時は、
解決の緒を発見したような時でもあると思います。

アンテナを強く張っていると、何かを引きつけ、こういうことが連続しておきます。
今まで、こういうことは何度も経験したので、もう驚きませんが、
やっぱり、感動しました。

しかし、もう少しカラスのポーズをキープする時間が長くないと。

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