2017年2月15日水曜日

「炎の呼吸法カパラバディ」

午前中の練習 from 井手宏幸 on Vimeo.

午前中は身体が起きていない。
という固定観念というか先入観があったので、
大学時代以来、午前中の練習というのは、避けてきました。

本日いつものように5時に起きたのですが、
ふと思い立って、筋トレ、ストレッチ、ヨガの基本的なアーサナ、呼吸法を1時間半ほどこなして、いつものようにプレスハンドスタンドを21回やってみました。

午前中ということと、筋トレ後ということで、
きっと身体が思うように動かないだろう。
と思っていましたが、全然逆で、軽快に動きました。

朝は毎日、呼吸法だけはやっています。
そのときに、カパラバディという呼吸法もやっていますが、
もう30年以上続けていて、
一秒に3回から4回の高速呼吸(4回の吐く吸う)ができます。

知らいない方が聞いたらぎょっとするような正体不明のサウンドです。

それを100回をワンセット、10回、合計1000回こなします。
100回の呼吸は、30秒以下でこなす計算になります。
1000回はあっという間です。

猛者には、2000回〜4000回こなす方もいます。

この呼吸法の後は、丹田が熱くなるような感じがして、体温も上がり
感覚が猛烈にシャープにクリアーになりますが、
この感覚で、ハンドスタンド練習に入れたのが良かったと思います。

高速呼吸ができるようになると、呼吸のタイミングを「盗む」ことができます。
バンダを締めるタイミングにどんぴしゃりと吐く息の呼吸を合わせたり、
重心移動に呼吸を合わせるときは、平常のリズミカルな呼吸を瞬間的に変えることになりますが、これが容易になります。

バランスを崩すときというのは、重心の位置がずれたりして起きますが、
この重心をぴたりと安定させるのは呼吸のタイミングです。

アシュタンガヨガはウジャイ呼吸ですが、ウジャイはタイミングを取りやすいと思います。音がしますから。
自分がやっている呼吸はウジャイではありませんが、小刻みに小さな音を出しています。

何気なくやっている呼吸法、プラナヤマですが、
アーサナの練習を続けていると、その奥深さに驚かされることがあります。




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