2017年2月22日水曜日

インフルエンザの真相

ランニング後ハンドスタンド from 井手宏幸 on Vimeo.

題目と動画は関係ありません。
動画は先日天気がよかったので、久々に走った後に、海辺のウッドデッキで倒立練習をやったときのものです。最近、走るときにiPhoneと超小型の三脚をリュックにしのばせていて、気が向いたら、それで動画を撮っています。

最近インフルエンザのことで気になる記事がありました。
ある会社でインフルエンザの予防接種を受けた社員が大勢インフルエンザにかかったそうです。記事は、ワクチンが悪玉のようなニュアンスでしたが、
私は、その社員たちが相当、日常的に疲れ切って、免疫力が減退していたのが原因だと思っています。

ですから、ワクチンの弱いインフルエンザウィルスで発病したのだと思います。
通常は、ワクチンの弱いウィルスを撃退することで免疫力ができてくる仕組みなのですが、そうはいかなかった。

現在ではワクチンを接種しないとインフルエンザにかかる。
というようなニュアンスで語られますが、
そもそもインフルエンザが日本で知られるようになった頃は、
インフルエンザにかかるのは、抵抗力のない子どもか老人というのが相場でした。

おとなは普通かからなかったのです。
私が若い頃の話です。

医者の話によると、インフルエンザが流行ると、多くの人が感染するそうですが、
普通成人の免疫力を考えた場合、発病しないか軽い鼻風邪のような症状で終わるはずだそうです。

私も記憶にある限り、インフルエンザにはかかったことはありませんが、
流行期に、かかった疑いがあるという経験はあります。
身体がだるいとか、少し鼻がぐずぐずいうとか。
ただ、それだけで、熱も出なかったし、普通に生活できていました。

日本人がインフルエンザにかかりやすくなったことに関しては、
様々な要因があると思いますが、
大きな原因のひとつは低体温化だと思います。

先日、FBにその話題を書いたら、
コメントをくれた人のなかに、
平熱37.5度〜38.0度の猛者もいましたが、
彼らに共通していたのは、子供のころから病気に無縁だということです。

白人は大体37.5度前後です。なかには38.0度の方もいます。

平熱、35度代の人と、37度代の人では、免疫力は3倍違うと聞いたこともあります。
ガンは、糖分を好んで摂り入れてそれを栄養分にして、体温35度代で、最も活発に増殖することはよく知られています。
ですから、冷たい、甘いものを日常的に摂って、低体温の人は、ガンになりやすい。
ということが言えます。

私は平熱は36.9〜37.2度です。
朝、プラナヤマのカパラバディを100回×10やっていますが、
直後の体温は38.0度近くまで上がっています。

そういう意味でも、ヨガは素晴らしいと思います。
ヨガを続けると平熱は上がってくると思います。
平熱が上がると免疫力も上がる。

しかし、

ヨガをやることによって食生活も変化していかないと、ヨガのアーサナやプラナヤマだけでは、健康維持は難しい時代になったと思っています。

私がヨーガを学び始めた頃、アーサナやプラナヤマ、瞑想と同じレベルで勉強したのが、「食」です。おそらくアーユルヴェーダから来た知識をもとに教えている先生が多かったとは思いますが、その頃の先生は、もともとそれで蘇生された方も多く、経験がともなっていました。

しかし、

アーユルヴェーダを教えている、結構セレブな学校の先生が、ブログで、見るからに不健康そうなビーフを美味しそうに食べるのを見ていると、
知行合一の先生っていなくなったのかも。
とも感じます。

私はある先生から、井手さんが将来、もし、ヨガを教えることになったら、
自らが風邪をひいてレッスンを休んだりするのは、恥だと思いなさい。それはヨガ教師として失格だよ。
と言われました。

そして、生徒にヨガ講習中に、絶対ケガ人を出したらだめだ。

とも言われました。

こういう、当たり前のことって、マニュアル化したヨガメソッドでは教えないし、伝えることもできない。

それが、全米アライアンス協会がスタンダードの現在のヨガの世界の限界だと思っています。



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