このように腕を曲げて行うプランシェのことを、
ベントアーム・プランシェと呼ぶそうです。
通常のプランシェは腕を伸ばしますが、このポーズは腕を曲げ(ベント)ます。
ヨガでも似た、マユーラアーサナというポーズがありますが、
ヨガの場合、手が逆手で両肘をくっつけて身体を支えます。
それだと、もしバランスを崩した場合、逆手は自由が効きません。
こんな岩の上では、顔面から岩に突っ込むことになり、
極めて危険です。
順手だと、筋力とバランス感覚はよりシビアですが、
バランスを崩した時は、
腕を支点にしたまま、前転着地で逃げられます。今まで2度逃げました。
前回は、この角度では、身体がややしなっていましたが、
今回は、まっすぐ伸びました。
両足を開脚した方が、通常は重心が前に来てバランスはとりやすいのですが、
このような場所では、重心をなるべく足先方向に持ってきて、
やじろべえみたいな感じで、バランスを取る方がやりやすいし、安全です。
ただ、気力体力充実していないと厳しいです。
今回は足は伸びていますが、顔が下を向きすぎています。
顎を下げて、首先で強引にバランスをとっていて、
その証拠に、少し猫背になっています。
別にこのポーズでも、一応は完成形なのですが、
やはり、もっと上を目指したい。
しかし、もう、身体がなかなか言うことを聞いてくれない。
あとは、気力体力が充実して、「今ならできる」
というときにやらないとできないような気がします。
あと、何年、こんなポーズができるのだろう?
と時々考えます。
そういう時、若いって素晴らしいな。
と思います。
しかし、もっと若かったらと言うのは、言い訳。
やはり、現在の気力体力で出来ることをやるしかない。
と思います。
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