2017年4月9日日曜日

「牛を食べると殺されるインド」


本日のBBCから引用。
インドはヒンドゥー教の国です。イスラム教徒も居ますが、キリスト教徒とともにマイノリティーです。仏教徒に至っては全人口の10%以下。

そのヒンドゥー教では、牛は聖なる生き物です。
州によっては牛を屠殺しただけで終身刑。
最近、インド政府は動物の革製品の輸入を一切禁じました。

これだけだと、ヴィーガンの自分にとっては嬉しい事ですが、
暴走すると怖い。

最近、動物保護過激派のヒンドゥー教徒が、牛の取引をしている人たちを無差別に襲って撲殺したり、火あぶりにしている事件が増えているそうです。
冷蔵庫に牛肉を保存していただけで、殺された例もあるとレポートしています。

この記事は、家で乳牛として飼うために牛を購入して運んでいたイスラム教徒が撲殺された事件です。

酷い事件ですが、これは現実です。

このような事件は特殊だと言う方もいるかもしれませんが、
モディ首相は、これらの事件に関して声明を発表しました。
それだけ多発している事件です。

南インドには北インドと比べ、多くのキリスト教徒や仏教徒、ユダヤ教徒が住んでいるので、食べ物に関しては一見寛容ですが、
こと牛肉に関しては要注意です。

私の友人でシリコンバレーで成功したインド人の起業家がいますが、
彼はもちろんヒンドゥー教徒。
食に関しては、TPOをわきまえていますが、
牛肉に関しては別。
牛を食べる。ということに対しては目の色が変わります。

豚肉を食べる人間を人間以下だと見なすイスラム教徒とユダヤ教徒。
日本を出ると、そういう世界です。

それに気が付かないでいると命を失うことになります。

それが世界です。

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