2018年4月8日日曜日

「壁倒立について」

倒立歩行・逆方向 from idehiroyuki on Vimeo.

倒立(アドムカブルクシャサーナ)をマスターするときに、
最もポピュラーな方法は、
まず、壁を背にして足先を壁につけて壁倒立をして逆転の感覚を覚えます。
それから、足先を徐々に離して倒立できるようにしますが、

壁を背にして壁倒立ができるようになったら、
すぐに、お腹を壁に向けた格好で、
同じように足先をつけて壁倒立をやる方法に移行した方が
より、正しい、まっすぐな倒立の姿勢を覚えることができます。

理由は、壁を背にすると、無意識に身体が反るからです。
可能な限り身体を壁につけても、身体の構造上、身体は反ってしまいます。

身体が反った倒立を英語ではバナナ・ハンドスタンドと云いますが、状況に応じては反った倒立も使いますが、
基本は、まっすぐの倒立です。

動画は私の倒立歩行の前進と後退の様子ですが、
前進のときに比べ、後退のときの方が身体がぐっと、まっすぐに伸びています。
この姿勢で後退するのはバランス的にはとてもシビアですが、反面、骨格でまっすぐに体重をささえた状態になるので、楽です。

この感覚が倒立にはとても重要で、
そのためにも、この倒立歩行の後退を練習していますが、

壁倒立で徐々に身体を壁にくっつけて、お腹を壁に触れるくらいまで垂直にしたときの感覚が、まさに、この倒立歩行の後退と同じ状態であり、感覚です。

このときの身体がまっすぐに地面に対して垂直になって、骨格で立っている感覚を身体で覚えておくと、その後の上達が目に見えて違うと思います。

壁倒立はお腹を壁に向けて。

をお勧めします。



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